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カテゴリ:日常雑記
昨年末の話だ。
ハープ弾きになりたいと思いながら、なかなかハープに触れない、触る気が起きないと日記に対するコメント返しに書いた。その原因の一つとして、私がハープを弾きたいという気持ちの中に、純粋にハープを愛する気持ちではなく、名誉欲が強いように思え、そんな自分に嫌悪感を感じるからだと説明した。 それを読んでくださったマイミクの*麻*さんから連絡があった。 「その名誉欲と嫌悪感はあなたから発生したものではなく、外から送り込まれたものです」 取り除きたいと思いますか……と問われ、私は是非そうしたいと答えた。 とりあえずの応急処置として、*麻*さんから遠隔でセッションを受けることになった。 普通にしていて構わないとのことだったが、丁度体調を崩して保育園を休ませていた次男に添い寝して、その時間を過ごした。 少し眠って、目覚めて……なんだかとても、清々しい感じ。 パソコンを開くと、*麻*さんからセッションが終了したとの連絡が入っていた。 ハープのケースに目をやる。すると、「私は純粋に、ハープという楽器に興味があるのだ、だから弾けるようになりたいのだ」という気持ちが、静かに静かに湧き上がってきた。 嫌悪していた名誉欲は消え、「誰かの役に立つために」なんていう大儀名文も消え、ただただハープに対する興味、関心、弾きたいという衝動だけが残っていた。 初めて、ケルトハープという存在を知ったときのように。 私は私を、確かに取り戻したのだ……そう、感じた。 *麻*さんのメールでは、(私は名誉欲と嫌悪感がない交ぜになっていたときの心情を「」とぐろを巻く黒蛇」に例えていたのだが) 「蛇は追い出せた。でも、完全に霊障は抜けていない。近いうちに対面セッションをしましょう」 とのことだった。 霊障というと、なにかおどろおどろしい感じがするが、何も祟りとか呪いとかいう大袈裟なものばかりではなく、他人から悪感情を向けられる……というレベルのものも、それに該当するらしい。 悪阻休暇を大量に使用した後では休暇が申請しづらく、*麻*さんのご厚意で休日前の平日の夜に伺わせていただくことになった。しかも、夫の運転で向かったので、夫と子供二人も漏れなくついてくる……という状態で、である。およそ他家を訪問するような時間帯ではないのに、優しく迎え入れてくださり、夕食までご馳走になって、ただただ恐縮するばかりの私と夫。子どもたちはそんな事情は「そんなの関係ねぇ」とばかりに、もりもり食べて、*麻*さんのお子さんの玩具を遠慮なく使って遊んでいた。あぅぅ……。 いよいよセッション。夏に受けたときと同じように筋反射で*麻*さんが私を診ていく。 仕事関係者10人程からの、サイキックアタック有りとのこと。 う~む……あまり気が利かないし、それでいて気が強くて売られた喧嘩は買うタイプだからかな。 ヒーリング音叉等使用して、それらを精神と身体から追い出して貰い、更に今後サイキックアタックを自分で浄化できるように……と、*麻*さんから「炎」を分けていただく。生憎私は感覚が鈍くさく出来ているのだが、確かにこの後から、体調を崩しても回復するまでの時間が短くなったように思う。 *麻*さんは「ついでだから」と夫や子供達の霊障も抜いてくださり、炎を分けてくださった。夫が言うには、確かにこの日を境に、周囲の人間関係に変化が出てきたとのことである。 *麻*さんには本当に、感謝してもしきれない思いだ。 それにしても……。 私にも嫌いな人はいる。その気持ちが、その人の身体や精神の健康を損ねているかもしれない……そう考えたら、ちょっと恐くなった。 できるだけ優しく穏やかな気持ちで、心を愛で満たして、日々を過ごしたいものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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