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カテゴリ:Doll
私がホームページで紹介しているアネッテ・ヒムスタッドさんという海外のドール作家の人形をを、初めてお迎えする際にお世話になったネットショップ「ドール&ベアーのおもちゃ箱」さんが、今年の3月をもって閉店することとなった。
アネッテさんの日本で二店舗しかない代理店の一つでもあった、海外ドール作家の作品を扱う数少ないショップである。正直、個人輸入をするようになってからは全く利用しなくなってしまっていたけれど、このお店がなかったら、私がアネッテさんのお人形に出逢うことも、購入するようになることも、無かっただろうと思う。 ウェブショップの写真はとても綺麗で、ちょくちょく覗きに行っては生写真を堪能させていただいていた。海外のドールは、カタログ写真と実物の差が「詐欺!」と言いたくなるくらいあったりすることがあって、購入の際の参考にもさせていただいた。 今回の閉店の決定は、とても残念である。 その閉店にあたり、現在30~50パーセントオフのセールが開催されている。夫から「お迎えは厳禁」と言い渡されていた私であるが、渋々承諾してもらって、アネッテさんと同じくらい好きなドイツのドール作家、シルビア・ナッテラさんの子を一人、我が家にお迎えすることにした。ゴッツ社というドイツ大手の人形メーカーが中国に工場を移した後、ゴッツを離れたナッテラさんがツヴァルクナーゼ社という別会社から発表した、ビニール製人形の初年度のラインナップものである。 製品名は「ミォウミォウ」ちゃん。名前のとおり、子猫を思わせる可愛い赤ちゃんだ。ちなみに赤い帽子の下はつるっぱげである。 この赤い帽子と、その下の「なんでもお見通しなのよ」と言いたげな瞳が印象的で、発表からずっとずっと気になっていた子だ。アネッテDollよりは安価であるとはいえ、たとえばぽぽちゃんだのメルちゃんだのに比べれば数倍の値がすることもあって、諦めてきたのだが……半額になって送料込みでも一万円を切るお値段だったので、思い切って注文メールを出したのだった。 今日の午前中に到着し、急いで箱から出してお顔を眺めると、やはり「なんでもお見通し」な瞳がとても可愛い女の子だ。幼い子は時々、本当にこんな表情をしてみせて、こちらをどきっとさせることがある。その瞬間を封じ込めたような表情は、ナッテラさんの得意とするところだと思う。 やはり帽子の赤の印象が強く出たのか、お顔を見て思いついた名前は「あかね」。 朱音、紅音、茜……色々と考えたが、平仮名がいちばんしっくりくるように思う。ゴッツ社製の「つぼみ」や「ちどり」とも、釣り合いがとれるし。 サイズ的に、ぽぽちゃんのお洋服が着られるのではないかと睨んでいるが……今度おもちゃ屋に行く機会があったら、何か可愛いお着替えを物色してこようと思っている。 もし生まれてくる子が女の子だったら、この子には一番最初に友達になってもらう予定だ(つるちゃんだから、髪の毛舐めちゃう心配ないしね)。 基本的に、ブログには人形の写真は貼らないようにしていますが(特にアネッテさんの子はグラスアイ仕様のとてもリアルな造形の為、気味悪がる人が多いので)、ナッテラさんの子は描き目でそれほど恐い印象は無いと思うので、一枚だけ貼らせていただきますね。 ドール&ベアさんには、まだまだたくさんの子が残っています。 半額……といっても、もともとの店内定価が結構お高めだったので、個人輸入とどっこいの値段かとも思いますが……それでも、海外との英文等でのやりとりや、送金の問題、輸送時の事故等のリスクを考えると、かなりお得で良い機会かと思います。 もし、アネッテドールやゴッツ社の製品の購入をお考えの方がいたら、是非覗いてみてください。 私もお金持ちだったら、アネッテドールを買い占めたいくらいです(>_<) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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