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カテゴリ:日常雑記
盛大な寝ぐずりの末に娘が眠り、ほっと一息吐いているところ。
娘はこのところよだれを流すようになり、2時間もあやしていたものだから、肩から胸にかけてべちょべちょにされてしまった。 次男の誕生からも既に5年を経過しているので、細かい記憶は忘却の彼方にぶっ飛んでしまっているのだが、長男にしても次男にしても、こんな時期からよだれまみれにされる事は無かった気がする。 3人目ともなると、育児も慣れたものでしょう?…などと周囲から声をかけられることが多いが、子供達はそれぞれ違うので、驚くようなことや新鮮に思うことは結構ある。 よだれ一つとってみてもそう。 長男はやはりよだれが多い子で、よだれかけが何枚あっても足りなかったし、使用期間も長かった。 次男は量も少なく、不要になる時期も早く来た記憶がある。 寝ぐずりも、次男についてはあまり記憶がない。確か、次男はおっぱいを飲みながら眠りに就くことが多かった。一際強くきゅーっと吸い付いたかと思うと、きゅぽんと音が聞こえそうな勢いで口を離して、そのまま私の腕の中に仰け反り倒れて眠ったものだった。 長男は眠くなると、抱いている人の胸にごしごしと顔をこすりつける癖があった。なので、ボタンやファスナーの付いた服の着用を、極力避けた覚えがある。 オムツが汚れていても、しれっとして寝ていた長男次男。 ちょっとおしっこしただけで、眠りから覚めてしまう娘。 母乳育児に失敗し、離乳食でも手こずった長男。 ミルクだろうが母乳だろうが、貰えるなら何でもOK、食べ物にも早々に興味を持って、お食い初めの際には、口元に近づけられた箸先に、腹筋使って食らい付こうとした次男。 娘は…まだどうなるかわからないけれど。 子供を持つまでは、赤ん坊は「白紙」だと思っていた。 性格の殆どの部分は、育てられていく中で後付けされるのだと思っていた。 ところがどっこい。 実際に親になって驚いたのは、生まれながらに持っている個性の、その意外なほどの強さ。 我が家の子供達は三者三様、それぞれ結構強烈で。 思いもよらない場面で、慌てさせられたり振り回されたりする毎日。 そりゃ確かに、長男の時のように右も左も判らない頃とは、気持ちにゆとりはあるけれど……。 子育てに、ベテランなんてきっとない。 いつだって、「その子」に対しては初心者。 そんなことを思いながら、困惑と喜びが、交互に押し寄せる毎日を送る今日この頃である。 ……それにしても。 娘の世話をしているとき、浮遊感のようなものを感じることがある。 まるで夢の中にいるような、ひどく現実味を欠いた感覚。 何でかなぁ……? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月25日 00時13分46秒
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