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カテゴリ:日常雑記
今の職場に勤務するようになって、その最寄り駅近くの写真屋さんで、とある人形作家さん作の雛人形を見てから、心を奪われ続けている私。
雛人形という単語を耳にし、目にする毎に、真っ先に思い浮かぶのはその人形。 いつか、お金を貯めて自分のために……なんて、思っていた。 それほど、心惹かれる可愛らしい素敵なお雛様で。 この度、思いがけず女の子を授かることができ、大手を振って雛人形を購入する権利を得たのだが……。 何せ、妊娠自体が晴天の霹靂だった娘。 過去二人の息子達の出産に際しては、育休中の生活資金を準備してから臨んだ。 しかし今回は、貯蓄する余裕がなく、どちらかというとマイナス会計のまま突入してしまい……車の購入し直しなど出費も半端でなく、未だマイナス会計は続いている。 汲々に切りつめる必要は無いにしても、過ぎた贅沢は禁物な状態である。 そして…先の雛人形は、人形作家の一点物ということもあって、当然の事ながら、購入してしまうと家計大打撃な値段なのである。 仕方が無い……と、他の色々なお雛様をネットで検索してみるも、どうしても比較してしまって「う~ん」となってしまう。 しかし、予算が無いのに高望みはどうしたって出来ないし。 これ以上ローンは抱えたくないし。 この作家さんがお顔のデザインを担当し、衣装も監修した作品もあって、これならまぁ……とかなり妥協できる品もあるのだが……。 これも、それなりのお値段はする。 一応予算内だが、予算目一杯使用してしまう。 顔の造作や衣装の素材(これはもともと気にしていないが)を選ばなければ、ケースまで付いて3万円程度で買える商品もあるなかで、家計がキビシイ今、大枚が羽ばたいていく品を望むのは、やはり贅沢すぎる気がする。 本来お雛様は、紙などの素材で作り、毎年川に流していた物だ。 それほどこだわる必要ないではないか。 飾って、魔よけになれば、それで良いではないか。 そう自分に言い聞かせ、改めてカタログを眺めるが……やはり「う~ん…イマイチ……」などと呟いて溜息ついてしまう。 奥の手として、私のポケットマネーを使う……という方法もあるが、ここ数年ハープやら人形やら色々購入してしまい、結婚当初所持していた金額より、大分減ってしまっている。 元々、何かとんでもない事が起こった場合に……と、残しておいたお金である。 お雛様は……「とんでも」な事態では、ないよなぁ………。 未だ桃の節句までは一月半あるが、あまり先延ばしにしていると、高級品か粗悪品しか残らない……なんて事態も招きかねない。 今月中には購入をしたいと考えているが……。 馬鹿馬鹿しいと思いつつ、なまじ人形LOVEな性癖が災いして、ふかーくふかーく悩み込んでしまう私なのだった……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月14日 08時26分29秒
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