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カテゴリ:日常雑記
風の強さは相変わらずだったが、昨日とはうって変わって明るい冬晴れとなった今日、娘のお雛様を探しに出かけた。
14時に、雛人形の産地で有名な街の駅で*麻*さんと待ち合わせする。決して安くはない買い物、どうせなら本当に娘を守ってくれるものを選びたい……と、キネシオロジーで診て欲しいと拝み倒し、同行していただくことになったのである。こんな我が儘なお願いを*麻*さんは快く受けてくださり、本来なら家族団らんで過ごす筈の休日の午後、息子さんと一緒に付き合ってくださったのだった。 やはり2月に入って、初節句を迎えるご家庭の考えることはいずこも同じだったらしく、駅前の大手商店の駐車場はぎゅうぎゅう詰め。それを横目に、少し離れた個人商店へ。 総勢7名でぞろぞろと売り場を歩き回り、*麻*さんが娘との相性が良いと示してくれたもの数点と向き合うが、ぴんと来ず。 とりあえずその店での第一候補を決めてから、また少し離れた店舗へ。こちらの方が、ネットで見ていて気に入っていた、人形作家:稲辺智津子氏が監修した雛人形を扱っている本命店であった。 展示場に上がり込んでまず最初に、稲辺先生のビスク製の童雛にうっとり。*麻*さんも 「これは本当に、文句なしに良いのだけれど……」 と仰ったが、予算的にどうにもこうにもなんともかんとも(-_-)なお値段。 二階に上がり、通常の雛人形タイプのものを見に行く。 「これとこれ、良いですよ」 と示されたお人形のお顔に、釘付けとなる私。同じ稲辺先生デザインのものでも表情には数パターンがあり、その中で一番凛としたイメージのお顔だった。 ただ、衣装が今ひとつ……と思っていたら、サイズの合うものならすげ替えが利くとのこと。気付けば展示台の再下段には、頭のついていない様々なボディがぎっしり置いてある。もちろん全ての衣装が、稲辺氏の監修である。 一通り見回して、あぁこれ素敵だな…と目に留まったのが、金色の帯地を主体に、桃色グラデーションの十二単を纏ったボディ。*麻*さんからのお墨も付いたことで、組み合わせ決定、購入を決意。その後、人形の衣装が引き立つような屏風や道具等を、お店の人の意見を聞きつつ、*麻*さんとアイコンタクト取りながら選択。総額を出して貰い、予算内で済んだことにホッとしつつ支払いや配送の手続きをとった。 書類に記載しながら、店員さんと稲辺先生の人形のことで多いに盛り上がって我を忘れかけ、いい加減飽きて悪戯を始めた息子達と、眠くてぐずりだした娘を抱えた夫に叱られるというオチが付いたところで、店を出た。予算内とはいえ、我が家の家計の状況からすればかなり贅沢な買い物をしてしまったが、人形好きな私の好みを充分満たした上で、娘と波長の良い物を手に入れることができたことは、とても嬉しく幸運なことだったと思う。 時間的に小腹も空いてきてので、近くのファミレスでお茶やお菓子をいただいてから、*麻*さんのお家を回って帰宅。沢山の人形の気に当てられたのか、はたまたお茶の最中に*麻*さんからセッションを受けて浄化などしていただいたせいか(このことについては、後ほど別記予定)、途中から強烈な睡魔に襲われることに。夫の希望で大型ショッピングモールに立ち寄るも、娘・次男と私は車で眠らせてもらった。 うつらうつらしながら、購入したお人形のお顔を思い出して、にへにへしてしまう私。側に人がいたら、かなり気味悪い光景だったに違いない。 疲れたけれど、楽しく充実した一日だった。 お付き合いくださった*麻*さん、息子さん、感謝の言葉をいくつ重ねても足りないくらいです。 本当に本当にありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月01日 22時19分17秒
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