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カテゴリ:演劇・映画
演劇集団キャラメルボックスの春公演を観てきた。
今回は『クロノスジョウンター』というタイムマシンにまつわる、1時間の短編芝居(ハーフタイムシアターと呼ばれている)の2本立て(片一方だけの観劇も可)。 1本目『ミス ダンデライオン』は再演もの。 初演は仕事とも家庭の都合とも折り合いが付かず、DVDで鑑賞。 主人公のひたむきな想いと、ラストの大団円に感動して、直見できなかったことを大変後悔し、再演は見逃すまいと決めていた。 今回、友人がGetしてくれたのが最前列で、最近の業務IT化でがたがたに落ちた視力でも表情がみわけられたこともあり、主人公にどっぷり感情移入。クライマックスは涙を堪えるのに一苦労だった。 ただ、基本SFだがちょっと甘めのラブストーリーでもあるので、すっかりおばちゃんな年齢になってしまった私は、ちょっとこそばゆい感じも……。 今20代で、未だ夫と付き合い始めの頃だったりしたら、号泣してたかもなぁぁ……なんて(笑) アンコール時、ヒロインを演じた岡田さつきさんの足首に、包帯が巻かれていることに気がついた。 お怪我されているのだろうか? 千秋楽には未だ2週間ある。無事に乗り切っていただきたいものである。 2本目『南十字星駅で』は、新作。 クロノスシリーズには原作小説があり、その作者様がキャラメルのクロノスシリーズの舞台を観たことによって生み出された、新作続編の舞台化である。 こちらも、タイムパラドックスと言うのだったか、んんんんん???となる矛盾点に首をひねる箇所はあったものの、悲劇や不条理劇が非常に苦手な私には、主人公の努力が報われてハッピーエンドで終わるのは観ていて心地よく、大きな拍手を送ったのだった。 平日は未だ空席があるらしいので、興味のある方はサンシャイン劇場まで是非足をお運びください。 【おまけ】 かれこれ20年通って、加藤さん(キャラメルボックス制作部の社長さん)に顔を覚えていただいているのだが(特に娘出産直前に腹囲90センチ越えで出かけた際、その腹のでかさに驚かれてから尚のこと、記憶にとどめおいてくださっているらしい)。ロビーで目があったらちょいちょいと手招きされて、少しの時間だがお話することが出来た。 いつもは、上演後に売り子している加藤さんにお会計してもらうのが精一杯……という状況で、言葉を交わすことは殆どなかったので、とっても嬉しかったのだった♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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