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テーマ:好きなクラシック(2328)
カテゴリ:ショパン
ま、ピアニストとして、ショパンに向いていない人がいるかどうかはさておき。 彼女はショパンその人のように激しくピアノに向かう。 時に奔放に、時にテクニカルに、そして時に陶酔的に。 彼女のピアニズムは、とても特別なものだと思う。 もう少しで発狂してしまいそうな、ギリギリのところで踏みとどまっているような、危うい精神を感じる。 僕の一番のお気に入りは、彼女の第3ソナタだけど、 今夜は第2ソナタ「葬送行進曲付き」を聴く。 第1楽章のアレグロの激しさは、彼女が長い髪を振り乱してピアノを叩いているさまが目に浮かぶようだ。 第4楽章の枯葉を舞わせる短い突風を、これほど見事に弾き切った例は少ないであろう。 アルゲリッチのショパン、必聴です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年10月29日 23時53分19秒
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