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テーマ:好きなクラシック(2328)
カテゴリ:ベルリオーズ
というよりも、先週のうちに机の上にたまった決裁文書に目を通しながら、 買うだけでずっと聴く機会のなかったCDに耳を通した・・・と言うべきか。 午後いっぱいかかって、どちらも平行してじっくりやりました。 仕事はさておき、 何を隠そう、僕は昔からエクトル・ベルリオーズのファンなのです。 「幻想交響曲」だけでも、30枚くらい持っています(マジで)。 あの破天荒さが好きなのです。 僕がちょっと大人になって、ブラームスを知るまでは、神様みたいな存在でした。 このボックス・セットには、 「幻想交響曲」 「イタリアのハロルド」(ヴィオラ付き交響曲) 「ロメオとジュリエット」(劇的交響曲) 「ファウストの劫罰」 「死者のための大ミサ(レクイエム)」 「テ・デウム」 「キリストの幼時」 が入っています。 どれも高水準で、落ち着いて聴ける大人の演奏ですね。 しかし、久し振りに聞きましたよ、「幻想交響曲」。 理由あって、しばらく封印してたのです。 よいですね、「幻想」。 若いころと違って、ある程度距離を置いて聴くことができるようになりましたが、 それでもこの曲は僕にとって永遠の名曲です。 ある情念の結晶のようなものです。 このCDには入っていませんが、 「葬送と勝利の大交響曲」なんかもいいですねぇ。 あと、「ローマの謝肉祭」もコンサートには欠かせません。 最も激しく、最も自由に、最も芸術家らしく、最も思うがままに生きた エクトル・ベルリオーズは、 僕の憧れる生き方の、一つの典型なのかもしれません。 さて、来週もがんばろうっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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