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テーマ:好きなクラシック(2328)
カテゴリ:ラヴェル
余計なものがたくさん詰まっているから。 その「余計なもの」とは、一般論的に言うと、「思い出」とかいう種類のものだけど。 あらゆる音楽は、ある特定の映像に結びつく。 僕はそう考える。 絶対音楽という神話を、僕は信じない。 物語こそ、音楽の原点であり、源であると思う。 それが若いときのごく個人的な情念と結びついてしまうと、 その音楽は、その人にとって一生の十字架となるであろう。 まるで「ノルウェイの森」の主人公がボーイング747の中で顔を覆わざるを得なかったように。 でも僕は、そのような音楽の十字架を自分の中に持っていない人間は、 不幸だと思うのだ。 にがいものでも大人になれば、味わうすべを知るようになるものなのだ。 村治佳織のギターは、ピアノ以上。 この「リュミエール」は、サティ、ラヴェル、ドビュッシーなどが入ったフランス・アルバム。 特に、「亜麻色の髪の乙女」がよいです。 標題の「亡き王女のためのパヴァーヌ」については、コメントのしようがありません。 村治佳織は本当に素敵な女性になりましたね。 嘴のような上唇がセクシーです。 あの、いえ、べつに、変な意味はありません。(汗) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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