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テーマ:好きなクラシック(2316)
カテゴリ:ニールセン
僕が偏愛するこの「銘」曲には、よい録音がたくさんある。 ブロムシュテット=サンフランシスコ響の熱気。 カラヤン=ベルリン・フィルの剛毅。 バルビローリ=ハレ管の暖かさ。 どれも捨てがたい名演だが、 最も「活き」がいいのは、 ジャン・マルティノンが指揮するシカゴ響の古い録音(1966)。 何の奇も衒いもないけれど、 シカゴ響の自然で重厚なブラスの音の素晴らしさ、 そしてリズムの躍動感、 なによりも適度な「タメ」のセンスよさ、 フランスの指揮者が デンマークの作曲家の作品を アメリカのオーケストラで 演奏したなんとも多国籍な「不滅」だけど、 それがかえって普遍的な名演のファクターとなっているようだ。 一聴に値する名演奏の記録です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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