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カテゴリ:宝塚
いざ日本青年館へと向かう。猛ダッシュ。
どうにもこうにも青年館は不便。駅からわかりにくい上に微妙な距離。 そして、青年館の日程が謎。 年度始めのこの忙しい時期に、平日が初日と楽だなんて… 加えて夜公演が1度しかなく、しかも18時公演。18時ってけっこうきつい… 土日公演も1週しかない。 働いている身とすれば非常に行きづらい公演日程。 会社を休んで来いということですかね… ええ…休みましょうとも… 『睡れる月』のためならば!!!!! と、意気込んで行ったのであります。 好評の声が多数寄せられたDC公演。期待は最大に膨れ上がる。 実際観てみての感想です。 『美しい』 これほどまでに日本物の美しさを感じられるとは… そして儚い… あまりに淡々と、静かに、けれど熱い…時間が過ぎていきました。 なんなんだろう、この雰囲気。 なんで涙が溢れるんだろう… 話を理解しようと集中して観ていたのもあるんだけど、 ピンと張り詰めた空気、それでいて優しい空気。 とっても不思議な、空間でした。 照明やセットもまた綺麗で、藤の花や大きな弓のような月が印象的。 これは、舞台で見なきゃわからない… きっと映像で観たらつまらない…と寝てしまうかもしれない…私は。 生の、生きた舞台で観たからこそ、ここまで集中して睡れる月の世界に入り込めた。 それぞれの想いが重く、優しく、綺麗なのに、それ故に残酷で… なんと表現したらいいのか… 笑いのアドリブもあった。 重すぎず、軽すぎず。 言葉で表現するのって難しい。 もう一度観たかったなあ… ちょっと忘れられない世界だ… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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