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カテゴリ:宝塚
私の中の轟悠という人は、自分にも人にも厳しい人。というイメージ。
名前からしてすごいもんな… 今は雪組トップから専科入りして理事になって… すごい道を歩いている人だなあと思う。 野太い声と端正な顔立ちと濃い芝居で、好き嫌いはっきり別れるタイプの人。 私は好き。 なにしろ、私が始めて目にした宝塚が『轟悠』だったから。 私の中の轟悠は、まず『アナジ』そして『JFK』そして『エリザベート』 強烈な個性と存在感で目を奪われた。当時まだ3番手。 そこからしばらく宝塚離れしていたら、戻ってきたらトップも退団し、理事になっていた… 各組特出は相当びっくりだった。 でも、『轟悠』がまた見れることが嬉しかった。 嬉しい傍ら、どうなってしまうんだろうと不安もあった。 トップの任期はたいてい限られたものなのに、 そこに1作主演でなくなる作品がくることってトップファンはきついよな。 と思っている。トップさんも好きだから。 そして、特出によって、普段は見られないだろう2番手的役柄の トップさんを見れるのもなかなか楽しかった。 下級生も『男役 轟悠』を目の当たりにして何か学んでくれたらなと思うし、 マイナスだけではないだろうと思った。 『長崎しぐれ坂』を見て、私はやっぱり轟悠が好きだと思った。 日本物の慣れた所作しかり、深みのある芝居しかり… ガチガチに真面目かと思えば、アドリブ部分ではじけちゃうお茶目な一面も好き。 流し目に完璧に落とされた。 先日、『轟悠大嫌い』という人に会った。 というか、話の流れでそんな話になった。なってしまった。 宝塚の話をする上での注意点は、 その人の贔屓の悪口を言わないこと。だと私は思っている。 どんなに話のわかる人でも、贔屓が違うと話していてもつまらなかったりする。 贔屓以外の話をする分にはかまわないけど、盲目やアンチになってしまったら、 極力その話題は避けたい。お互い気を使って話すのは疲れるだろうし。 なんでこんな話になってしまったかといえば、ルキーニの話からだったか… どのルキーニが一番好きかってところで違いが出て、そのまま轟批判に流れてしまった。 その人の納得いかないところを聞いていたら、特出するのも許せないし、 出てもいいけど「せめてエトワールくらい譲れ」「でしゃばりすぎ」ということだった。 え~っと……思わず反論してしまいました。 『それは演出家の考えなので…』 人のタイプはそれぞれだし、その個性について言われるなら そうですね。って黙って我慢して静かに聴いてるけどね、 そこを延々批判されるのはちょっと許せなかった。 私も苦手な人はいるから気持ちはわかるよ。 あなたの好きな人、私苦手だから。言わないけどね。 でも、その批判はちょっと的外れ。演出家に手紙出せば?って言いたくなった。 話がそれた。 なので、轟悠さんは私は好きなんですよ。 理事理事言われちゃってるけど、最近宝塚全体にほんわかムードが漂っている気がするので、 稽古等で身が引き締まってたまにならいいんじゃないかと思うわけで… 刺激って結構大切だから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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