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カテゴリ:宝塚
あの鳥は あほうどり
翼が大きすぎて うまく歩けないんだって だけど、すごくすごく遠くまで飛べるんだって 悲しいほどに真っ白。南へ羽ばたいていくあほうどり、アルバトロス。 その姿を朝海ひかるに演じさせたオギー。 私はやっぱりオギーの作り出す世界が好きです。 日本青年館に行ってきました。 朝海ひかるを見るために。 どうしても、この公演を見たかった。 実際に観て思ったこと。 『朝海ひかるを愛している人が見るべき作品』 この一言だと思う。 そう。これは、朝海ひかるが宝塚から羽ばたくことを、 もうすぐいなくなってしまうことを、ファンはいやというほど突き付けられる。 涙なしには観られない作品だった。 私は、トップになる前のコムちゃんにはそこまで詳しくない最近のファンだから、 だからまだ耐えられたけど、だけど、それでもノバボサの当時の映像とのシンクロや 闇が広がるが目の前で繰りひろげられたときには涙があふれちゃいました。 最初はね、コメディタッチの部分もあって笑ってたんだけど、 二幕はもうダメ。どの場面も美しくて、現実のものではないような… アンナカレーニナのシーンや凱旋門なんてもうね… しかもそれらがさりげなく散りばめられてる。 うまく言葉になりません。 友達から、感想を聞かせてといわれたけど、 うまく言葉が見つからないのです。 ただただ、全身全霊で演じている熱い出演者たちと、 それを熱い気持ちで見つめる観客、この空気が一体化して、 青年館全体が言葉にできない気持ちで溢れていた。 そんな気がしました。 拍手の大きさが、それを物語ってた。 私も心から拍手したし。 すばらしい舞台をありがとう。 ただ、その気持ちを伝えたくて。 観れてよかった。 あの空間を生で感じることができた私は 本当に幸せだと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/07/19 03:26:38 PM
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