テーマ:障害児と生きる日常(4429)
カテゴリ:Mother
やはり、と言おうか、朝目覚めたら雨が降っていて
運動会が中止であることを知った。 これで今日も一日勉強できる という思いと 雫の いまなお柔らかい頬に触れたい衝動とが交錯して あたしは ぎゅっと目をつぶった。 運動会に来られるか、と訊かれたときに 行けない理由も 行くべき理由も それぞれ挙げることは出来て それでも「行きます」と言ったのだ。 いくらでも 彼女を忘れていることは出来る。 来週も 会えないね。 ずいぶん寒くなったよね。 離れているときも そばにいるときも ひとりごとのように あたしの言葉は 宙をすべる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.10.11 02:06:34
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