テーマ:障害児と生きる日常(4429)
カテゴリ:Mother
知的障害の長男に食事与えず、49歳母逮捕 熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070405-00000025-maip-soci 昼休み何気なく覗いたニュースの題目に 目が釘付けになった。 急いで記事を読みながら なぜか心臓がばくばくする。 母親49歳。知的障害児19歳。 であれば彼女が産んだのは20歳前後。あたしは21歳のとき。 どうやら同じ母子家庭世帯のようだ。 弁当だけ渡して ひとりで家に置いておける(仕事が出来る)ということは 少なくとも排泄などの身辺介助は必要ないということか。 15年施設に入所していたにもかかわらず 退所したということは やはりあの「自立支援法」がらみなのか。(←※違ったらしい。) 少ない情報から 忙しく彼女の背景を想像してみる。 つないだ手を離せば 車道にとびこんでいく。交通事故死。 浴槽での発作に気付くのがちょっと遅れれば 間違いなく溺れる。水死。 ふらふらするくせに高い所に行きたがるのを黙ってみていれば かなりの確率で落ちる。転落死。 夜中に起きる発作に目を覚まさなければ 布団が口を塞ぐこともある。窒息死。 そして 食べ物を与えなければ 自分でそれを得られる術をもたない。餓死。 あたしたちは この手に常にその命を握り続けている。 いままでも これからも ずっと。 そして いつでも ふっと 簡単に殺人者になれる。 それが どうしようもなく怖い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.05 20:00:20
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