カテゴリ:Business
この3月をもって解散をする担当先が なんと二件も重なった。
解散の税務はあたしにとって初めてだというのに 事務所には基本書レベルしか無い。 (しかもそれすらも今回頼んで買ってもらった) 当然 その関与先にとって 解散なんて初めてのこと。 もし何度も経験しているなら それは計画的倒産ってことだろう。 何をいつしたらよいかで 右往左往するのは目に見えている。 実はこちらも置かれている状況はまったく同じなのだが 大きな声でそうとは言えず ひとつひとつの説明を綱渡りの気分でこなす。 本日 解散届の一式を作成中 消費税にも事業廃止届があることに気付き あわや一緒に提出するところだった。 え。残余財産確定時(=清算結了時)に出すのか。これ。 と同時に解散後であっても消費税の納税義務があることに気付く。 ってことはもしや 固定資産と役員借入金とを相殺(名義変更)すれば課税。 だよなあ。うーん。簡易課税だったんだよね。ここ。 どっちがお得だったかは 検証してみないとわからないけれど。 この税務 何件もこなせば 当然実務のスキルはあがり その法人の状況に合わせ(現に今回だって二社とも状況は相当異なる) 的確なアドバイスが出来るはず。 だが何件もこなすようでは 事務所は先細りということだ。 実際 解散年度の固定資産の明細書の作成作業は実にモノガナシイ気分。 除却や売却の文字が並び ゼロが続く。 この世界に初めて入ったときお世話になった事務所で 旅費の精算の仕訳に「清算」と書いて こっぴどく叱られた記憶が懐かしい。 あのとき 縁起でもないって怒られたよなあ。 実際「清算」がこんなに身近になるとは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.25 22:40:17
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