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月夜に夢を  

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2007.05.08
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カテゴリ:Business
当然それは話したはずだ と所長が憤っている。
関与先から担当者に
納付する源泉税がこんなに増えたのはいったいどういうことだと電話が入ったのだ。

法人の欠損金もなくなり どうやら役員の報酬をあげようという話らしい。
報酬をあげるということは 法人でその分経費が増やせるかわりに
個人の所得が増えるということで それに伴い個人の負担も増える。
源泉税、住民税、社会保険料関係、はたまた保育園の費用など収入によって決まるものたち。

当然それは話したはずだ というのは勿論そのとおりだろう。
それを説明しないはずはない。当たり前だ。

だが問題は 話したかどうか 言ったか言わないか ではなくて
相手が理解したかどうか そしてそれを把握したかどうかではないだろうか。
理解してもらえなければ結果としてそれは言わないに等しいことだと思う。
ちゃんとドイツ語で説明した!と威張れないのと同じだろう。
いやなんでドイツ語なんだって言われると困るけど。

なんだ 社長はわかってなかったのか と所長の言葉は続く。
先方がわかっていなかったのを こちらがわからなかった 
問題は そこにあるのだと思う。
それはおそらく今回の件 今回の関与先だけの話ではない。
担当者が 私からちゃんと説明して納得してもらえましたから大丈夫です、と
そう言っているのをどのように聞いたのか。

具体的な金額を示し 相手の反応を確かめながら じょうずに話をすすめる。
そういうひとに あたしはなりたい。

現実のところ 
じゃあいくらぐらいになるのときかれれば おたおたして あわてて電卓をたたき
それでも曖昧な金額しか提示できずに語尾を濁したり
わかりにくい言葉を発したあと 違う言葉で言い換えてさらにわかりにくくさせる
そんなこんなの日々だけど。

独りよがりにだけはなるまい。













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Last updated  2007.05.09 00:24:25
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