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月夜に夢を  

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2007.05.10
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カテゴリ:Society
ラブホテルがあるところというのは
公園やインターの近くで堂々とラブホテル街ってものを形成しているか
繁華街の路地裏あたりに待ち構えたように立っているか
何も無い工業地帯だか田園地帯だかに突然ネオンを放ちそびえ立っているか
そんなイメージではあるものの
中には住宅街に当然のようにあったりもして 驚く。

近所にも実は そんなふうに当たり前に存在しているラブホがあるのだが
さすがに近所なだけに入りにくい。
この地に住んで十数年 存在は知っていても 利用はせず。
だのに今日は初めてそこへ足を踏み入れてしまった。
いや正確には 通り抜けてしまった。


ウオーキングを兼ねて市役所への用事を済ませた帰り
近道をしようと入った道が曲がりくねって長々と続いた挙句に袋小路で
その突き当りがそのラブホの駐車場の入り口だったのだ。
あの目隠しが風で揺れているのをそっとのぞくと 向こう側に知った道が見える。
どう考えてもここを突っ切れば 近い。

行くか。戻るか。
ほんの数秒逡巡している間にも あたしの心臓はばくばく音を立てはじめた。

ちなみにあたしは さっき八百屋で買ったバナナの入ったビニール袋をぶら下げている。
どう考えても 入るときはともかく 出るときは怪しすぎるだろう。

いいや。行っちゃえ。




あー どきどきした。
たぶんこれまでのどのシチューエーションでラブホに入るときよりも 一等どきどきした。

一応私有地に許可無く立ち入るわけだから 不法行為にあたる。
良い子の皆さんは真似をしてはいけません。






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Last updated  2007.05.11 00:52:41
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