月夜に夢を　　

夕方ちょっと薄暗い中をウオーキング中　男の子の泣き声が近づいてくる。
赤ちゃんを前おんぶして急ぎ足で歩くお母さんの後ろを　泣きながら走ってくる。

「そんなに泣くんだったら　ついてこなくていいから！！！」

半分きれてるようなイライラした母親の声。そう言われてさらに声をあげて泣く男の子。


思わず「今だけだから」と通りすがりに彼女に言いそうになった自分がおかしくて
そして　その頃の娘を思い出して懐かしくて　しばし思い出に浸る。

保育園一の泣き虫だった娘のリンは　今ではもう滅多に泣かなくなった。
あんなにあたしも保育士さんも心配し　他のお母さんたちにまで言われるぐらいだったのに。
そんなに泣き虫じゃあ　確実にいじめられっ子になっちゃうよと　本気で心配だった。


泣くのはね　健康にいいそうだよ。
とくに声をあげて泣く　というのがポイントだそうだよ。

最近読んだ新聞記事を娘に伝えたときも
娘は「あたしは泣かないし」と怒ったように言っていた。

いやだから　泣くのはいいことなんだってば。
別にわざわざ人前で泣く必要はない。ひとりのときに思う存分泣けばいい。
クッションに　布団に　顔をおしあてれば　声だってそうそう漏れ聞こえない。
自分の泣き声が耳に入れば　哀しい気持ち悔しい気持ちを増幅させて　さらに泣ける。
泣いた後はじゃあ　すっきり解決か　といえばそうでもないのだけれど
それでもいくぶんましにはなるのじゃないか。
次の日の朝のことさえ考えなければ　泣きつかれて眠るなんて最高に気持ちいい。

あたしはそうやって　ここまでやってきた。


娘はまだ　そんな慟哭すべきような事態にぶつかっていないということか。
やりきれない　どうしようもないものを前に打ちひしがれたことがないのか。
それとも　感情を制御する力が強くはたらいてしまっているのか。
試合に負けてチームのみんなが大泣きしているときですら　泣かないというのだから。

ああ　まさか泣くことを薦めるときが来るなんて。
あの頃は想像もしていなかったのだけれど。


泣きなさい。せめてあたしが死んだときぐらいは。


【6月13日（水）の記録】=======================
・本日の体重　　　　 ○○.4kg　　（6/8から-0.4g）　
・目標体重　　　　　 ○○.3kg　　（目標まで-4.1kg）
・ワッショイしたいもの　　　山用腕時計　

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ふー。体重戻りました。（あんまり変動ない中　みみっちい次元ですみません）
だけど　おとといの宣誓は守れませんでした（涙）
訪問先で「こないだの富山のお土産なのよ。ぜひ食べてみて。」と強くすすめられ
断りきれず　干し柿を口にしてしまいました。久々に食べたせいか超美味だったけど。

なので　仕切りなおします。

本日の宣誓　：　関与先ではなるべく飲物だけいただきます！