月夜に夢を　　

そろそろ上半期の源泉所得税の納付時期が近づいてきた。
所内では昨日からいっせいに　皆の机の上に源泉簿の山が積み上げられている。

あたしも４月決算の残りをやっつけつつも　その空気になんとか乗り遅れずにすんだ。
給与が月末締め月末払いだとか　これから顧問料集金　というところを除くおよそ六割完了。
所長のチェックを受けて　明日には納付書を発送できそうだ。ふう　やれやれ。

この書棚に置いてある源泉簿は原則2年分を綴じることになっている。
上半期ということはＨ19年も半分が終わったということで　いいかげん厚くなっている。
そのままになっていたＨ17年分を抜き取り　階下の書庫に前年以前分の源泉簿を移動させた。
ここで5年分が保存された後　廃棄処分の待機スペースへ移動しさらに1年ほど熟成。
まあ要するに　とっておくのは税務調査で必要とされる最大期間の7年　これだけなわけだ。

慎重を期する（はずの）会計事務所であっても　これである。
ましてや一般企業で　賃金台帳やら社会保険の加入記録やらを何十年もとっておくだろうか？
税務調査のとき　あんなにあれがないこれがないって大騒ぎなのに？


うーん。消えた年金　照合するったって　どうやって調べるんだろう。
あたしは　いつまでに調べ終わるのか　というその期限よりも
いったいどうやって調べるつもりでいるのか　というその方法が気になる。
ほんとに出来るって思ってるんだろうか。

中小企業の社会保険事務は　専門家（社会保険労務士）が入ってないところが多い。
残念ながら総務っていう独立した部署があるはずもなく
素人がハウツー本片手に手続きするようなかんじで　結構危うい印象がある。
給与から預かる月も原則どおりとはいかず　企業によってかなりばらばらだし
入退社のときのやりとりにしろ　等級にしろ　正確じゃないこともあったりする。

ボランティア（管轄外なので）精神を発揮して　気付いたときは指摘もするし
税率の変更があれば　給与計算の過程でお知らせしたりもする。
尋ねられれば　調べてわかる範囲で答える場合もある。
だが会計事務所はあくまで税金。社保については　原則ノーチェックだもんなあ。

国民年金だって　以前は証明書添付なしで控除していたんだもの。
それがちゃんとシステムに反映してなかったかも　といったところで
もうそんな何年も前の源泉簿は廃棄処分しちゃうわけだし。ねえ。


第三者委員会っていったって　どうやって調べるんだろうなあ。ほんとに。
この花の名前を調べたようには簡単にはいかないよなあ。



ちなみに　ギガンジューム　ですって。面白い花だと思うとつい買っちゃうあたし。

【6月27日（水）の記録】=======================
・本日の体重　　　　 ○○.0kg　　（6/8から-1.8g）　
・目標体重　　　　　 ○○.3kg　　（目標まで-2.7kg）
・ワッショイしたいもの　　　山用腕時計　
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