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月夜に夢を  

月夜に夢を  

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2007.08.11
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カテゴリ:Mother
久しぶりに水着を着たら 胸のあたりがゆるゆるで かなりサビシイことに。
対して雫は 昨年着ていたのがいつの間にかピチピチになっていた。
痩せ型とはいえ 成長してるのね やっぱし。
雫のはお姉ちゃんのおさがりがあるけど あたしのは 買わなきゃ。
ジーンズがワンサイズ落ちて新調したときのような
あの高揚感や喜びが こと水着に関してはまったく無いのは何故だろう。ぐすん。


雫がお盆休みに合わせて帰ってきた。
体温調整が難しい彼女にとって この暑さはつらい。外はまず無理。
なんといっても体温の上昇が即発作につながるために 神経質にならざるをえない。
だから家でも彼女が帰ってくれば全室クーラー仕様。
トイレまでとは なんとまあ贅沢な!大企業のオフィス並みじゃないか。
(ちなみにうちの事務所の廊下やトイレは すっかりサウナ状態)

だが 一日中狭い我が家に閉じ込めておくとなればお互いにストレスがたまる。
室内で 涼しくて 楽しく過ごせるところ、といっても
水族館はまったく水槽の中に目がいかないし 博物館・美術館は問題外。
図書館は長居すると周囲の迷惑だし ウインドーショッピングもそうは持たない。
だいたいお盆で どこも混んでいるわけだし。

なかなかいい場所が思い浮かばなかったのだが
リンが障害者交流センターはどうかと提案してくれた。
そうだ。あそこなら プールがあったはず。
雫がまだ小さいときに おもちゃ図書館を利用したことがあったっけ。

おそるおそる連れて行ってみたのだが これが大当たり。
イモ洗い状態と呼べるほどには混んでいないし なんせ更衣室が素晴らしい。
介助者が付き添うことが前提となっているため 着替えるための個室スペースも
シャワーも みんなゆとりがあるのだ。(当然トイレも)
ドライヤーもあった。

おまけに 特別更衣室なるものも用意されていて
男女関係なく 家族でひとつのスペースを貸してくれる。
プールわきの倉庫のようなところなので 蒸し暑いのが難点(扇風機はついてる)だし
カーテン一枚隔てて向こう側がプールだという少々不安な面はあるものの
たとえば 父と娘 母と息子 そういった組み合わせで来た場合
介助が必要であってももう身体が立派に成人ということであれば 実にこれはありがたい。
一般のプールじゃないもんなあ。こういった配慮。

流れるプールも滑り台もなく ただのふつうの25Mプールで
泳げるわけでもない雫が果たして楽しめるのか?という疑問はあったのだが
それも 難なくクリア。
水に入った瞬間の 彼女のあの満面の笑みをみたら 
世界中の戦争がすべて止まるのではないかと思うぐらいのいい表情をみせてくれた。

すのこのような台が敷いてあるスペースもあるので 
小さな子でも楽しめるのではないだろうか。
もしくは 抱いて入るという方法のときでも そこなら安心な深さだろう。
水温もわりと高めな気がする。

雫はまったく興味を示さなかったのだが 
浮き輪やビート板なども無料で貸し出ししてくれる。
障害者一人に対し 付き添いは二人まで可。ただし 一人分は利用料がかかる。
水着と帽子は必須。施設内に売っているところはないので。


欲を言えば もうちょっと近くにこういった施設が欲しい。
つまり 県内に何箇所かあればいいのに。
プールに入ってる時間より たどり着くまでの時間の方がよっぽどかかるんだもんなあ。

文化ホールとか文学館とか体育館とか 一般ピープルのためのものは民間にまかせて
行政たるものは 需要と供給の原理が成り立たず(つまり採算がとれず)
こういった配慮が必要なハコモノに重点をおいてつくる ってのはどうだろう。

体育館も併設しているため 
車椅子バスケをやっているのではないかという人たちをたくさんお見かけした。
誰もが障害者になる可能性を持っているのだと 考えれば
税金の使われ方として 納得してもらえるのではないだろうか。





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Last updated  2007.08.13 00:20:28
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