カテゴリ:Business
輸入を扱う担当先の資金繰りが かなり逼迫しているのが試算表の数字で明らかだ。
回収は早く 支払いは遅く 単純に考えて そうであれば資金に余裕が出るのは自明の理。 それを心がけたって 売上が急に伸びている時期など 厳しくなることも多いのに ここは まったく逆をいく。 まだ商品も検収できない状態で支払いをせねばならない。 そのへんをなんとか出来ないのかと(回収サイトの方の改善も含め)指摘すると 逆に宿題を出された。 「輸入業の支払いはL/Cが通常で 同業に聞いてもみんなそうしていると言う。 実際のところ どうなんだろうか。調べてもらえないだろうか。」 ・・・え?L/Cって何ですか? って状態のあたしが どうやってそれを調べられるのでしょう。とほほ。 事務所に戻って ほかの職員にあたってはみたが どうやらうちの関与先 ここ以外 輸出はあっても輸入はないようだ。 とりあえず 手持ちのデータをあたってみたが 業種で買掛金債務の回転率を調べるっていったって 「輸入業」なんてないし。 何を卸してるかっていう分類になるから 取引先が海外かどうかなんて・・・ねえ。 あとは公開されているとなれば 海外輸入とめぼしがつけられる上場企業の決算書ぐらいしか思いつかないが 参考になるとも思えない。 とりあえずL/Cって何ですか?ってところから紐解くことにして シッパーズ・ユーザンスなんていう聞いたこともないような言語も獲得。 ついでにそれにともなう源泉所得税の知識まで得ちゃったよ。 銀行ユーザンスがどんなものかも一応説明できる程度には理解し 結果的に貿易事務を少々かじったような気持ちになった。 会計事務所の仕事の範囲ってどんだけよ? って疑問が渦を巻く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.21 23:35:16
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