月夜に夢を　　

職場のパソコンは　共有で使用しているデスクトップの他に　
各自にノートＰＣが一台ずつ与えられている。
ところが　これがめっぽう遅い。
電子申告なんぞしようものなら半日がかりになりそうな有様で　ちっとも仕事が進まない。　
いよいよ誰かが上司に苦情･･･いや進言したらしく　一番古いのはどれだということになって
調べてみれば　案の定あたしのＰＣだった。
そりゃそうよ　ＤＶＤすら見れなかったもんね。（何を見るんだ？）

と言うわけで　ビスタに買い替え　決定。

マウスで擦れた部分も　剥げて読めないキーボードも　それなりに愛着があったのだが
別れ難いというところまではいかない。喜んでさようならを告げた。


かわりにやってきた今度の相棒は　確かに速い。
サーバーとのやりとりもスムーズで　
今までその待ち時間に違う仕事を挟んでいた癖がまったく無駄になるぐらい　段違いに速い。

だがそれなりに不便なこともあるのだ。
まず　あたしの目の前にあるプリンターから出力できない。（古すぎてビスタ対応不可）
手を伸ばせば届く距離にあるのに使えず　隣の部屋にあるカラープリンターまで行くことに。
なんたる非効率。
それから　ウインドウの開き方が　いちいちボワンってなかんじなわけで
超高速（のつもり）な伝票入力の際　それが次々現れては消え　酔いを誘い気持ち悪くなる。
さらに　ワードもエクセルもレイアウトや機能がそれなりに変わっており
「プレビューはどこよ？」「元に戻る、はどこいったのよ？」といった具合で
都度都度ヘルプを参照する必要がある。

いったい　繁忙期までに慣れることが出来るのか？　との不安を抱えたまま
とりあえずアカウントを作り　壁紙とスクリーンセーバーをあたし仕様にしてみた。
これでちょっとだけ　お近づきになれた気がする。


ＰＣの処理能力があがって　確かに速く動くようになった以上
理屈からいえば　当然あたしの仕事もスピードアップするはずなのだが。
いまだ年末調整のお知らせすら　一部にしか出せていない。いかん。
職員も古くなったら替えろ　と言われないようにせねば。