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月夜に夢を  

月夜に夢を  

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2009.09.05
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カテゴリ:Impression
娘はバイト 夫は富士山。
だったらゆっくり勉強すればいいのに どうも体調がよくなくて
近所のレンタルビデオ屋が安い日と思い出し 仕事から帰る途中久しぶりに寄ってみた。
韓流のコーナーがやたら拡大しているのに驚きつつ
何かのコラムで読んで 以前から観たいと思っていたこのDVDをようやく探し出した。
社会派ラブストーリーという肩書きで サスペンスに分類されている。


今 目の前に手を差し伸べれば 助けられるかもしれないひとがいて
だけど そのひとりや ひとつの家族をその瞬間救い上げたところで
気が遠くなるほどの援助が必要な人全体の膨大な数は 社会の構造は
何も変わりはしないのだという現実が 横たわっていて
そのとき 自分はどうするか。

主人公の妻テッサが 退院するときに
たまたま隣のベットに居合わせた何十キロも遠方から歩いてきている人たちが帰る姿を
車の中から目にして 彼らを送っていこうと主張するとき。

他の部族の襲来に居合わせた主人公ジャスティンが
飛行機で逃げようとしたぎりぎりのタイミングで 
幼い現地の子供を一緒に乗せて行きたいと 機長に懇願するとき。

映画の中の設定のようなことでなくったって
この日本でもあたしたちは 常にきっとそういったことと隣りあわせで生きている。
ふとした場面で その問いをつきつけられて 
せめて なんの迷いもなく切り捨てられる神経を持ち合わせた人間にはなりたくはない。


アフリカの陽射しがまぶしい映画だった。
正しいということ
残念ながら あたしはテッサのように それだけを生きる基準には持てない。
だけど
他人の命の重さを 自らの利潤のために無視するような生き方は決してするまい。
どんなにお金持ちになっても。(なれないけど)
どんなに権力を持っても。(持てないけど)


なんたって友愛社会だもんね。鳩山さん。
どうぞお忘れなく。





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Last updated  2009.09.08 20:52:38
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