相棒
金曜から私の姉と姉の小学3年生の息子がうちに来て一泊した。私の甥、チビ介のいとこであるゆうにいちゃんは、チビ介をとても好き。チビ介にいつも大きな愛情とこまやかな気遣い、楽しい子どもならではの時間をくれる。これがほんとにすごいんだ。小学3年生とは思えない。チビ介が危険な目にあわないように、チビ介が楽しいように、全身全霊でチビ介を愛してる、という感じ。これ大げさじゃない。一方、チビ介がこれまた、ゆうにいの愛を感じてかゆうにい大好き。私たち大人に見せる時とはまた別の表情でゆうにいを見つめる。おいかける!すごいなーと思う。子どもの世界なのかなぁ。ゆうにいの言うことはなんでもきく。ゆうにいの抱っこも素敵。ゆうにいがちび介を抱っこしてくれるけど、ゆうにいもまだ小さいので抱きにくそうだし、おそらく、チビ介も抱かれ心地が決して良くはないと思う。しかし、チビ介、嫌がらない。その姿がとてもかわいらしい。チビ介が机の上によじのぼったりしてゆうにいが「あぶないよ~」とやさしく声をかけながら降ろすと抵抗しない。なんだろね、あれは。ゆうにいが自分の側からちょっと離れると騒ぐし!おかげで、金曜から土曜まで私はチビのおっかけから開放されちゃった。(うれしさびしい)一番驚いたことは、まだ「ママ パパ アッキー、いないいない」くらいしか言えないチビ介が、ゆうにいをおっかけて「や~や」と呼ぶようになったこと。や~や、っていうのはゆうにいの名前の響きにとても近い。間違いなく、チビ介はゆうにいのことを「や~や」と呼んでいた。チビ介はゆうにいと遊ぶといつも成長する。ゆうにいも一回り大きくなってる気がする。そうそう、ゆうにいは面白いことを言う。私に「あきちゃんの相棒って誰?ボクの相棒はチビ介」だって。相棒か…。君たち、年の差7歳だけど、相棒でいいの?って思ったけど、「光栄です」という感じだよね、チビ介。で、私の相棒なんだけど。相棒っていうとやっぱりダー介なんだろうな。でも、なんか「相棒」って響きが素敵でおかしくて!男の子のボキャブラリーなのかなぁ。いいね。気に入った。「相棒っていうのは、『トミーと松』みたいな関係か!」って言ったら姉は爆笑してたけど、ゆうにいはキョトンとしてた。ごめんよ、おばちゃん、わからないこと言ったね。これを読んでくれてる「パックンチョ懐かしいよ世代」は知ってるはず!では、皆さん、あなたの相棒は誰ですか?だんなさんって相棒?私は、どっちかっていうと、ダー介は子分って思っちゃった。親分が私。うそうそ。ダー介はダーリン。でもダーリンって、相手にぶらさがってる感じかな…。言葉のリズムとかがね、なんとなくよ。ぶらさがっててもいいと思うんだけど。これからは相棒!っていうのがいい。気にいったよ、相棒。トミーと松なら、私は松タイプかな…(まだ言うか!)