徒釣草

昨日、平塚港の庄治郎丸からスルメイカ釣にいってきました。
前日の模様が良かったせいかイカ船は大入り満タン、片舷７名まで確実だったのですがその後何人増えたかは判りません。

右舷艫から２番目に座る、お隣の大艫はＴ島名人、左舷大艫はこれもイカの常連名人Ｈ島さん。
今回は大艫の両島名人の技を少しでも盗めれば大成功といったところです。





釣場までの時間にもスルメイカ釣の仕掛やら釣法、その他いろいろ教えていただきながらの航海です。
朝一はイカ釣り船団がけっこう密集している。

でも例によって我が３号船の舟木船長は船団から微妙に距離をおいてはいどうぞ。
朝方はイカも底から２０～３０ｍの間に分布している感じで両名人に遅れながらもボチボチは釣れる、ただ一回に上がる数ではどうしても差がついている。

昼近くになるとイカの活性も低下し、底近くがポイントのよう。
此処ではＴ島名人とＨ島名人の釣法が分かれました。

Ｔ名人は底付近に仕掛を止めて当たりを待ち、当たりで素早い合せを入れるマルイカ釣もどきで多点掛けはないものの確実に数をかせいでいく。

Ｈ名人は正統派の電動しゃくりで幅ひろく棚を探る。

釣れる回数は底を探っているＴ名人が多いが、Ｈ名人が掛ける時は多点掛けの時が多い。

Ｔ名人と比較して仕掛で角数が少なく長さも短いのでＴ名人の釣法はできないので、Ｈ名人の釣法を真似ました。
ただ、あまりにも暑いのでバテ気味、例によって竿掛けに竿を掛けてシャクルので自ずと両名人のイカを掛けるペースには大差をつけられてしまいました。

釣果、スルメイカ２４、船中１０～６４で竿頭はＴ島名人でした。

この日は今年の釣行で一番酷い暑さで正直バテました、ついでに自覚症状は無しに頭の方も変調をきたしていたようです。

一人挟んだ左隣の人と酷いお祭り、自分の仕掛がお隣さんのＰＥラインとからんでグルグル巻きに。
熊さんに手伝ってもらい自分の仕掛を切ってＰＥラインは無事だったんですが。

新しい仕掛を投入器にセットしている最中にはいどうぞの投入の合図、手早くセットを終わり錘を投入したのは良いのですが仕掛とＰＥラインを接続しない儘に投げ込んだもんで仕掛と錘が海底までさよならしました。

事前に直結仕掛は２セット作ったのですが、それ以外にヤリイカ用の直結仕掛があった筈。

道具をごそごそ探した揚句投入器にセットしたら１１ｃｍプラ角が６本しか、へんな仕掛だなと思いながら錘を投げ込んだらブチッと音がして糸が切れて錘だけ飛んで行きました。

この頃には頭が何となく麻痺状態なんですが、思考能力の低下した頭で考えてみるとどうも直結仕掛を逆にセットして投入したようなんです。

この仕掛は使用後また仕掛を作り直す為に一時的に仕掛巻に巻いていたのをセットして投げ込んだんだと思います、多分。
カンナの破片が散らばってましたのでプラ角を破壊しながら錘が飛んで行ったのだと思います。

普通では考えられない事ですがやっぱり暑さで注意力が散漫になっていたのでしょうね。

次回スルメイカ釣に行く場合はそれなりに仕掛の用意も充分にするつもりですし、今まで使っていたスルメ用の仕掛には相当問題があったことも判りましたのでこれも貴重な経験ということにいたします。