* ころりんﾅﾝﾃﾞﾓ劇場 *

私の飲酒歴は年齢的に人並み　（ほんと？）

飲酒を始めてから、特に好んで飲んでいたのは麦酒だけど、　
麦酒の二日酔いは最悪な上に、しまいには、３０分毎にｗｃにいかないと
ﾎﾞｳｺｳがもたない　^^;;;　　お食事中の方ごめんよぅ　ｗ

つまり、私にとって
麦酒はｽﾀﾐﾅの要るｱﾙｺｰﾙであり、若くないと大量摂取は段々難しくなるもの
でもある

若い頃は本酒も焼酎も炭酸以外はあれやこれやのんだけれど、
段々とﾜｲﾝ（赤）や芋焼酎が増えて、麦酒以外のｱﾙｺｰﾙとなると、この２つを好んでのむように

誰もﾜｲﾝや芋焼酎には見向きもしない頃

まさか、この２つにスポットがあてられブームになり、
価格が高騰したりﾌﾟﾚﾐｱがつく時代がこようとは　

ﾜｲﾝﾊﾞｰや焼酎ﾊﾞｰまでできるとは

ほんとに時代と共に色んな文化ってかわるものねぇ

でも、いつの時代も、酒飲みって・・・学習しないよねぇ・・・　ｱﾊﾊ・・・

焼酎はともかく、でもって私のﾜｲﾝの消費量もともかく、
手当たり次第飲んでた愚かな私は、おいしく飲めりゃそれでいーやって感じだったので、
私の中でｸﾞﾗｽのｳｪｲﾄなんて全くなかったわけ　

焼酎と麦酒は昔から　備前焼　だけどね　ｗ　

　　　

ﾜｲﾝとちゃんと向き合おうと態度を改めた（？）のはほんとにごく最近で
きっかけは　ある贈り物

とっても大事な友の一人が、私のためにｻﾌﾟﾗｲｽﾞで贈ってくれた物
以前にもとりあげたけど、ここでまた改めて紹介したいと思って

RIEDEL社のｸﾞﾗｽ

その華奢なつくりに、貧乏性でﾍﾀﾚな私は、１度は箱から出したものの、
すごすごと箱に戻し、数ヶ月ただ眺めるだけだった　

「使ってよぅ」　と彼女に促されるも、なかなか勇気がでない
それにふさわしいようなﾜｲﾝも飲んでないしぃ、というのもあった　

そしてある日、あるｼｬﾄｰもののｾｶﾝﾄﾞﾜｲﾝを飲むと同時に、
とうとうそのｸﾞﾗｽをﾃﾞﾋﾞｭさせた

そのﾜｲﾝは　ラ・ドモワゼル・ド・ソシアンド・マレ　2003年　　　　

彼女が私のために選んで送ってくれたｸﾞﾗｽは、　vinumｼﾘｰｽﾞのﾎﾞﾙﾄﾞｰ　　　　

大事な大事なそのｸﾞﾗｽにﾜｲﾝを注いで、ゆっくりと口に運ぶ・・・　

なんじゃぁこりゃぁぁぁーっ！　

ｸﾞﾗｽに近づいた途端、ｸﾞﾗｽいっぱいにたちこめるﾜｲﾝの香りに衝撃が・・・

まぁその場で目ぇひんむいたのは間違いない

そして口に含んでまたまた衝撃　

絶句して、慌てふためいて、ｷｯﾁﾝにいる困ったちゃんにかけよって
また自室に戻る・・・意味不明、完全に混乱していた　爆

今まで飲んだﾜｲﾝたち　全部損したっ！　と思い後悔したくらい

それまで居心地悪そうだったﾜｲﾝも、新しいそのｸﾞﾗｽの中で納得顔、ご満悦、満足そうにゆれていた

それ以来、ずっとそのｸﾞﾗｽで飲み続けている

今までは所在無げで、どことなく投げやりな感じだった安ﾜｲﾝでさえ、
そのｸﾞﾗｽの中ではとても居心地よさそうに、気持ちよさそうにﾕﾗﾕﾗしながらも、
得意げにお行儀よくおさまっている

香りも、味も全く違う新しい世界　

私は、大事な友からもらった　vinumｼﾘｰｽﾞのﾎﾞﾙﾄﾞｰ　を愛用しているけど、

ｼｬﾝﾊﾟｰﾆｭ　、　ﾃﾞｻﾞｰﾄﾜｲﾝ（ﾌﾞﾗﾝ）　、　ﾌﾞﾙｺﾞｰﾆｭ　それに、大吟醸　なんてのもある　

　　　　　　　　　　　


ほか、葡萄別とか、もっともっと色んな種類に分かれているけど、
とりあえず、私はこれ１つですっかり、お酒ﾗｲﾌが確実に変わった　

私の友（といっても遠い親戚　♀）が来たときに、
同じﾜｲﾝを　普通のｶﾞﾗｽｺｯﾌﾟとそのｸﾞﾗｽに注いで同時に差し出した

友はまずｶﾞﾗｽｺｯﾌﾟの中のﾜｲﾝを飲む

「これ、箱の？うん、おいしいおいしい」

とまぁ普通の反応　（超酒豪　ｗ）

そして、ﾘｰﾃﾞﾙのｸﾞﾗｽに注がれたﾜｲﾝを口に含む・・・

「！！！！！」
「ちょっとっ！何これ！全然違う、えぇぇ・・・、何これぇぇぇっっっ・・・」

とひめーをあげたまま、一口含んではﾌﾘｰｽﾞ、含んではﾌﾘｰｽﾞ・・・３０分はこれの繰り返し

そしてひとこと　つぶやく

「損した」　ﾎﾞｿ・・・

どんな反応をするのか知りたくて、私が感じたことは一切彼女には教えてなかったのだけど・・・

私と全く同じ台詞かよっ　

類友か？　ｱﾊﾊ・・・

しかし、こんなｽﾃｷな出会い、素晴らしい感動の体験を、この年になっても経験できたって、
ほんとに友に感謝　

感謝すると共に・・・再認識、私もまだまだやね・・・

無知も無知、大無知もいいとこ　

別にﾘｰﾃﾞﾙ社にこだわることはないのかもしれない

けど、最初に味わった、人生初の感動を与えてくれたｸﾞﾗｽがこのｸﾞﾗｽ、というわけで
私にとっては特別なものであることには間違いない　

次回へつづく・・・

ｵﾏｹ

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