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カテゴリ:本
えー…ただ今、11日木曜日の深夜。
明日は普通に仕事あります。 今まで本読んでました。 11時くらいから読み始めて、4時間ほどで一気に最後迄。 読んでいたのは… 「ナラタージュ」島本理生さん著 芥川賞の候補にあがったり、何かの新人賞を取ったりされてる 結構有名な方なんですね。著者略歴を見てみると同年代でした。 以下感想。ネタバレは…たぶんなし。 *********************↓感想↓*************************** 久しぶりにヤラレタ感じです。 この方の他の作品も読みたくなりました。 内容は、どちらかというと設定的にはありふれた恋愛小説。 文章も淡々とした印象を受けました。 なんですが。 主人公(女の子;20歳)の気持ちの揺れとか戸惑い、激情、哀しみ、 そういう複雑な感情が切々と描かれていて、 この恋の行く末を見届けたい気持ちで一気に読みました。 なんやろう、上手く言葉にできませんが、 主人公の若さ故の不器用さや苦悩みたいなものを、羨ましくも感じました。 思わず学生時代に思いを馳せてしまいましたよ。 あくまでも本の中の「おはなし」なんやけど、 私はそこに確かに存在する現実を感じました。 (↓この辺から感想じゃなくて思想になってます) 主人公が不器用やけど確かに自分で道を選択していく姿を読みながら、 人と関わることってすっごく面倒くさいこともあるし、 ややこしい時もあるし、時々投げ出したくなるけど、 それ以上に、喜びや楽しみもいっぱいある。 いわゆる、 『悲しみは半分、喜びは2倍』は上手いこというなぁと。 そして、やっぱりどんな出会いにも意味はあるんでないかなーと思いました。 そんなことを感じつつ、 今までも、これからも人との出会いを大切にしたい、 それから私も若い内にできること、色んなことしたいなぁと再認識しました。 ※ナラタージュとは… 「映画などで主人公が回想の形で過去の出来事を物語ること」 要約すると『回想』のことらしいです。 ******************************************************* さて、そうこうしている内にエライ時間になってきました。 明日は直行で客先に行って作業。それが終了後出社予定です。 ぼんやりしてヘマせんようにせな。 でも明日行ったら、短いけど盆休み♪ しかしこの数日で私の「夏の読書魂」に火がついてしまった感じ。 (夏になるとムショーに夜、読書がしたくなる人なんです。なぜか。) この調子で行くと、盆休みは本読んで終わるかもしれません(苦笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.14 09:59:17
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