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南トルコ・アンタルヤの12ヶ月*** 地中海は今日も青し

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2006/07/06
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テーマ:海外生活(7773)


昨晩は、遅くなってから義妹セラップ親子5人が泊まりに来て、軽い食べ物を出したりオシャベリしたりで、就寝は1時。おまけに久しぶりの濃いチャイ(トルコ風紅茶)が効いたのか、それとも義妹夫婦の真ん中の娘スリアが私とナナが寝ているダブルベッドに潜りこんできて、途中寝ぼけてナナを平手打ちしたり、脚を乗せてきたりするのを阻むためにか、私は3時頃までなかなか寝付けなかったのである。

7時過ぎにエミが私の枕元にやって来て目が覚めたが、頭は朦朧としていた。エミはとっくに着替えを済ませており、髪の毛を私にまとめてもらうためにやってきたのである。
スリアと末娘ギュライは、1月の滞在時に比べると少しは落ち着いた様子が見えたが、相変わらず何時だろうが食べたいものを食べ(食べさせてもらい)、寝たい時が来るまで親に小言一つ言われないで遊び呆けている。なので、夏休みに入ってからも10時には床につくエミとナナまでが、スリアとギュライに邪魔されて、昨夜は11時過ぎるまで寝付けなかったのである。
ナナはギリギリまで寝させてやろうとそっと起きたつもりが、興奮状態のスリアに先に目を覚まされ、やがてギュライまで起き出してくる始末。
セラップも父親のエルカンも、長女のエスマも揃って寝坊だから、まだ当分は起きてこないだろう。彼らは後で朝食を自分たちで用意してもらうとして、私はエミとナナと一緒に先に朝食を済ませ、外出の支度を済ませた。

今日木曜日は、バドミントンのレッスンのある日。予定通りなら、今日こそは正式なコーチが来て、ちゃんとレッスンをしてくれるはずである。

エミの仲の良い遊び友達であるふたつ年上のコムシュクズ(隣人の娘)オズレムが、エミと一緒にスクールに通いたくなったらしく、今日は見学のつもりでレッスンに同行することになった。お母さんのアイギュル夫人は車を運転するので、ラッキーなことに今日はバスを待ったり歩く必要がない。
8時55分に出発し、9時ちょっと過ぎにサバンジュ・スポルサロンに到着。来ていたのは、エミと大体同い年くらいの男の子ひとりだけ。今回もまだラケットを用意していないらしく、手ぶらでポツンと彼だけが座っていた。

それから30分。誰一人やって来ない。
35分。中学生の女の子が、息せき切ってやってきた。
ところが、またしてもコーチの陰も形もない。
私はイライラしながら、県青少年スポーツセンターに電話してみた。
すると職員は、「前回も話があったので、今日は来なくちゃいけないはずですが。もうじき来ると思います」という。
その言葉に少々安心はしたものの、他の参加者は来ないのだろうか。コーチはいったいいつ来るのか。私は半信半疑で入り口付近で待ち続けていた。
まもなく、警備員室の男性職員が私に近寄り、
「今日はコーチは来ませんよ。大会があるので、子供たちは遊ばせときなさいと言ってきました」と言うではないか!

なっに~!?なんだって!?ムカッムカッムカッ
私の頭は瞬時に沸騰。すぐにスポーツセンターに電話する。
電話に出た女性職員に言い訳などさせまいとするように、私は一気にまくし立てた。
「コーチは大会があるから来れない。子供たちは遊ばせとけって連絡があったようですが、コーチが来れないなら、代わりの人間を来させるべきでしょう?
(私たちは)勝手に遊ぶために来てるんじゃないんですよ。レッスンを受けるために来てるんですよ。少ないにしてもお金だって払ってる。レッスンを受ける権利がある。
中止にするなら、事前に連絡するべきでしょう?私たちは、前回も今日も無駄にここに来たっていうわけですか?」

職員は私の話が終わるか終わらぬかのうちに、言葉を遮るようにして話し始めた。
「あなたのお話は聞きましたから、今度は私たちの話を聞いてください。
コーチから来れないという連絡もないのに、私たちがどうやってあなた方に連絡が出来ます?」
私「連絡って・・・コーチの電話番号リストくらいあるでしょう?あなた方は前もって各コーチに連絡はつけないんですか?例えば前日までに、いつの何時から何時まで、どこでレッスンがありますからとか、コーチと連絡はとらないんですか?」
職員「コーチのリストなんて、ここにはありません
私「ないですって!?信じられない!」
職員「いや、支局長のところにはあります。コーチの手配は支局長がやってますから」
私「じゃあ、支局長はいますか?」
職員「今日はアンタルヤの外に出ています」
私「では、支局長に訊いてください。代わりのコーチは今日は来るのか来ないのか」
職員「支局長にどうやって訊けっていうんですか?」
私「携帯がないんですか?あるでしょう?携帯に電話してください」
職員「・・・では、電話番号を申し上げます・・・」
私「ちょっと待って!それは私の仕事じゃあないでしょう!?あなた方のやる仕事でしょう?支局長に電話して、コーチに確認してもらってください。後でまたかけますから、それまでに訊いておいてくださいね!」
職員「・・・・私たちの仕事まで教えていただき、ありがとうございましたガッチャン!!

なんだよ~、この言い草!頭にくる。皮肉まで言いやがって!
どうなってるんだよ~一体!こんなシステムありうるかい!?日本だったら絶対ありえないぞ~!
私はエネルギーをすっかり使い果たした気分になり、頭を振り振りサロンの中へ戻った。今日はもう代わりのコーチなんか来るわけないし、電話し直す気もすっかり失せていた。こいつらに何言っても無駄だ。後で支局長に直接電話してやろう。

成り行きを気にしていたアイギュル夫人にも事の次第を説明し、諦めて適当に遊んで帰るしかないことを告げた。
警備員室の職員が、ネットやシャトルなどの備品を出してくれ、ネットを一緒に張ってくれた。
幸いにも、中学生の女の子がキャリア4年。基本は出来上がっていたから、お願いして引き止め、バドミントンが初めてのオズレムやナナ、男の子に手ほどきをしてもらうことになった。
アイギュル夫人は11時半に迎えに来るといって帰っていった。
30分ほど付き合って指導してくれた中学生の女の子が引き取ると、ラケットを彼女から借りていた男の子もすることがなくなり帰っていった。あとに残ったのは、エミとナナ、オズレムと私の4人。エミとオズレムは適当に打ち合いをはじめ、私はナナの「俄かコーチ」となるしかなかった。

ナナには、前回の「借り物コーチ」から習ったバックハンド・サービスのおさらいをさせ、その後で、真正面から手で放ったシャトルをどれだけ打ち返せるか、簡単なレシーブの練習をさせてみた。
最初は、10個放ったうちの1~2個返せればいいくらいだったのに、そのうちどんどん上手になって、7~8個まで返せるようになった。正面が終わったら、今度はフォアハンド方向に放ってみる。それが終わったら正面とフォアハンドのミックスで。
10個中何個得点できるか、というゲーム形式にしたのがナナの心を捉えたようで、もっともっとと一向に終わりにさせてくれない。とうとう、私の方が先にギブアップ。睡眠不足もあってすっかり疲れきってしまった。
11時半になるのが待ち遠しく、早めにシャトルを集め、ネットを片付け、警備員室に返しに行き、アイギュル夫人の到着を待つ。
ふと頭に浮かんで警備員室の職員に訊いてみると、朝「子供たちは遊ばせとけ」と連絡してきたのは支局長本人だという。電話番号もあるというのでもらってかけてみたが、繋がらなかった。大方、試合中か何かなんだろう。
次回火曜日には、どんな言い訳も許さないぞ~!必ずコーチを送り込んでもらうんだから。前日の月曜日に念押しの電話をかけてやろう!

こうして、スポーツセンター職員との議論といい、俄かコーチといい、エネルギーを消耗した半日だった。

来週の火曜日。願わくば、「その3」を書かなくて済みますように。。。。







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最終更新日  2006/07/07 06:33:05 AM


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