慣れとは恐ろしいもので、この夏一番の酷暑も2日目になると、「今日は昨日よりマシじゃない?」なんて思えてくるようだ。
確かに、朝は昨日より気温が低かったし、吹く風も昨日より涼しい。そんな気がしていたのだが。。。
ひょっとして自分で自分を慰めていただけなのだろうか?
トルコ大好きで、毎日のようにトルコのニュースに目を配ってらっしゃる
アイシェさんが、昨日の記事に対して下さったコメントで、慌てて
Hurriyetのウェブページを覗いてみたら、本日のアンタルヤは
なんと!50℃まで気温が上がっていたらしい。
こちらをご覧あれ!
(画像は、Hurriyetより借用)
場所は、アンタルヤの中心街、ジュムフリイェット大通りに面したアンタルヤ県庁。その玄関口の上に、電光掲示板が設置してあり、現時点の気温、湿度がリアルタイムで表示されるようになっているのは、前々から私も気がついていた。
バスで目の前を通り過ぎる際、必ず目をやる癖もついている。
その電光掲示板が、本日午後0時39分には
気温50℃・海水温30℃・湿度89%
を指しているのが、写真にハッキリ写っているのだ。
アンタルヤ湾の断崖の上に位置するアンタルヤのチャルシュ(商店街、繁華街)は、真夏は確かにひどく蒸し暑い。それも、異常に熱い。
アスファルトに熱され、ビルとビルの間を吹き抜け、吹きつけてくる熱風は、さながら温風ファンヒーターの吹き出し口の前に立っているような錯覚を呼び起こすほど。
竈の口を開けた時に吹き出る熱風のよう、といってもいいだろうか。
これは、経験した人なら分かってもらえると思う。
数年に1度、50℃を記録する日があるらしい。
だから、50℃と聞いても、「そうか~!50℃まで行ったか」くらいで、あらためて驚いたわけではない。
海風の通る私の住む地区では、もちろんそこまで上がっているわけではないと思う。
来客の準備で、11時-12時の間にミグロスに買い物に出た時は、確かに焼けつくようにヒドい熱気ではあったが。(かくも、慣れとは恐ろしい。。。)
ちなみに、不快指数を計算してくれるページがあり、本日この時刻の不快指数を計算してもらったら、このような結果だった。
不快指数:118
体感:「暑くてたまらない」
暑くてたまらない?
そんなの、当たり前だろうが!(語彙が貧困すぎやしないか!?)
とケチをつけたくなった。
ウィキペディアの「不快指数」の項によれば、体感は5ポイント刻みで、85以上は一緒くたに「暑くてたまらない」に分類されてしまっている。
もともと米国で考案された指数だというし、このように100を越えるようなケースを想定していないのかもしれないが、もう少し丹念に分類してくれた方が、面白かったなあ。。。
まあ、度を越した暑さの表現なんて、そうそう見つからないのだろうが。。。
(猛暑とか、酷暑とか、その程度だもんね。。。)
このところ毎日、私の口からも、「死にそーっ!」なんて陳腐な言葉しか出てきやしないのだし。
※トルコを旅行中、特にエーゲ海岸~地中海岸~東南部を旅行されている方々。もしくは近々旅行予定の方々。
日中の外出は、必要がない限り避けたほうが賢明です。
ハードなスケジュールの場合は今一度見直され、天候と体調に合わせたゆったりしたスケジュールに変更された方がいいでしょう。
ホテルも、もしエアコンなしの安いホテル、ペンションを予定されているなら、少し頑張って、エアコン付きのホテルを選んでください。エアコン付きの施設がまだまだ限られるトルコでは、エアコン付きのホテルの一室は、暑さからの貴重な避難所になるはずです。
いつも応援ありがとうございます。
記録的な暑さにみまわれているアンタルヤ。
そのお陰で、ブログの更新だけは妙にはかどっております(苦笑)
なにしろ、何処へも行けませんから(^^;)
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