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2008.05.28
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カテゴリ:教育 学力
 「国家の浮沈は小学校の国語にかかっている」と言ったのは数学者藤原正彦氏ですが、

その通りだと実感するこのごろです。

 僕は大学受験の英語、数学、国語を主に指導していますが高校生の日本語の語彙が貧し

いことと読解力の不足には本当に驚かされます。

 理解できる日本語の語彙が少なければ読める文の範囲は狭まりますから現代文の試験に

おいて相当苦労しなければなりません。

 また読解力が不足しているということは文脈が掴めないということですから文章が何を

言いたいのかが解りません。これは、文と文を繋ぐ接続詞の意味がよくわかっていないか

ら生じる問題です。読解力が不足していれば国語だけでなく英語も数学も出来るようには

なりません。問題文はどれも日本語ですから。

 語彙を増やすには読書がもっとも効果的です。小学生の時から読み聞かせなどをして読

書の楽しみを経験させることは大切です。

 読解力をつけるには小学2年生から国語で学習する「文の組み立て」「つなぎの言葉」な

どをしっかり学習することが肝心です。

 このように小学校の国語が将来を決めます。実践の立場からも小学校の国語が日本の将来

を決めると思えます。

 現在小学生の国語、算数の文章題を通信添削で指導しています。


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Last updated  2008.05.28 15:09:47
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