夏遍路
どの寺も初めての感夏遍路 15名(足摺で一泊)近所の方と 先達の代理で般若心経唱えながら行く それぞれの山門が寺が個性を持って迎える 梅雨の中の紅葉が極小でその磨かれた萌黄色で迎える 紫陽花はやはり群青色が多い のうぜんかずらの赤も古いお寺の風情を浮かばせる 今回最後の岩屋寺は圧巻だった 苔に覆われた古木は道の真ん中に 瘤が出てその舗装を破っていた 峪水の音が急流を物語る 子どもさん連れの二組の家族に逢う 雲の上からうっそうと岩が現れる 其処に立派な本道とお大師堂がある 遥か上の岩壁には所々鬼百合の赤が見下ろしている 狭い道路もマイクロバス ベテラン運転手さん 重いお納経帳を運ばれ お参りをする間に判をつく おかげさまにて 無事に帰途に着く