テーマ:ブログ20年!(84)
カテゴリ:情報的生活行為
国民の35%が65歳以上という事になったらしい。 3人に一人は、老人である。 敬老の日のお祝い、して欲しいですか?と、女性高齢者に聞いたさるアンケートで、して欲しくない、まあまあして欲しくない、が7割、と結局して欲しくないが多数であったとの記事を見た。 また、 62歳女性が、職場で、「おばあちゃん」と、先輩男性に言われて、 抗議をしたら、おばあちゃんなのに、おばあちゃんと言って何が悪い、と 逆にいい返された、とか言う記事もあった。 彼女はさるサイトに、私はおばあちゃんなのでしょうか?と、投稿してる。 老、という字に反応する、それもマイナスの、、気分、時代の気分を感じた。 アンチエイジング、の負の側面である。 たしかに、老いる、のは、誰しも歓迎していない。 皺、シミが、出てくれて、ありがとう、と思いますの、と 樹木希林さんが言ったとか言わないとか、。 なぐさめか、はたまた哲学か、はわからんが、。 あるがままに、歳を重ねることのむつかしさよ。というわけである。 今の時代でも、かなりの割合で、女性それも中年以上の女性に対し、 公の場で、おかあさん、おばあちゃん、との呼び方がまん延している。 今を去る、40年前、あたしが、当時住んでいた自治体(兵庫県)に 我が子の通う小学校に学童保育の制度を導入せんとて、 市役所に、鉢巻きしてママさん達と出向いたとき、 役所の担当、(男性)が最前列にいる私に おかあさん、、と呼んだことを思い出した。 即座に私は、おかあさんは止めてください。私はあなたの母親ではありません! と、抗議した。 こないだ、プールで、同じウオーキングのクラスで、ふさんが、 (彼女は幼稚園の先生) おかあさん、とあたしに呼びかけた。 彼女は、還暦を過ぎている。 「やめてくれる?その、おかあさん」と言う。 職業上、癖になっているのだろう、とは分かったけれど、 あたしに言ったのが運のつきだ。 彼女は、すぐに、ごめんなさい、と言ったけれど、。 もっともっと、訂正を求めていい。女性たちよ。 ここだけ、今だけ、自分だけだから、このひと言を流しさえすれば、 このまま、ハナシは進むのだから、、と、 役所で、学校で、銀行で、郵便局で、スーパーのサービスセンターで、 ありとあらゆるところで、話しかけられる中高年女性は、 異議申し立てをしないといけない。 身内関連の呼称を、他人が安易に使うべきではないのだ。 逆に男性がその立場に立ったらどう思うか。まだまだ、と自覚しているところへ、おじいちゃん、おっさん、オジサン、仕事の場で呼ばれたら、、ああ、呼ばれることは無いか、。。 話は関連するようなしないような・・。 あたしはこないだ、自治会の役員会で、 おばはん、と言われて以来、その事がアタマから離れず、 おばはんについて、調べている。 自分事としては、こちらに来てほどなく、JAのスーパーの横のATMで 振り込みをしていた時、(いらちのおじさん)突然ドアを開けて (そこのATMは定員1名ドアつき)大声で怒鳴られて、おばはん、と言われた。 おばはん!の洗礼である。 その顛末は数回このブログに書いたが、、それ以来の出来事だった。 こないだのお盆休みに娘が帰省し、犬と一緒オーケーのホームセンターに出かけたときの事、店内で買い物した娘と孫、他の場所で買い物していたあたしは、店の入り口に車で寄せて、 車のドアを開け、迎え入れようとした、。そこは買い物をするために入る入り口通路の手前、20メートル(ああ、20メートル歩かされた人、怒ってましたねえ)くらいで、 丁度その時、クルマのドアは開けてる状態(つまり待ってる状態)で、反対側に高齢の母親とその息子さんが、歩いてきていた。 おみ足が不自由なそのお母さん?を息子さんがサポートしている。 結局、彼らの進むべき道を塞いだ状態で車を停めたのだった。あたしは彼らには 気がつかなかった。 気がつかなかったことは反省して、ああ、悪かった。とは思ったが、 こちらも、娘孫と荷物を乗せればすぐに移動できる。 その時間、数秒乃至、10秒いかない。 ところが、その息子さんが切れて、おばはん連呼!他にもいろいろ。 娘は、おばはんと呼ばれたのが、生まれて初めてだったらしい。 こちらは、一切の抗弁なしに、すみません、すみません、、と2回ほど言ったと思う。 車を発進させてから、娘が言う。 こんなことだから、田舎に若い女性がいつくわけがない。 ま、あなたも立派なマダム、なんだけど。と思ったけど口には出さず。 プンプンと憤慨しておった、ねえ、。 もともとの言葉が生まれたときは、おばはん(大阪の船場あたり?)は 敬称だったのだろう。 言葉の価値は堕落する。蓋し名言。 名前で呼ぶ。職場の肩書で呼ぶ。など、考えてよネ。男性諸氏。 心で思っても、口には出さないでね。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年09月16日 05時16分22秒
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