テーマ:暮らしを楽しむ(388333)
カテゴリ:情報的生活行為
パリのすてきなおじさん [ 金井真紀 ] しびれたセリフ 以下 飛び飛びに引用します。→ 〇「表に出ない仕事ってやつだ。誰にも知られずにやるのさ」 〇「おれは派手なことがきらいだ」 〇「なんとか美術館の作品を手がけました、なんて自慢げに写真を公開する職人もいるけど、アホかって思うね」 〇「おれは細かいところまで丁寧にやりたいの。機械を使えば二時間でできる仕事を、手で百時間かけてやりたいわけさ。その気になりゃいまの三倍は稼げるかもしれないけれど、それはおれの仕事じゃねえから」 〇「いまは3Dプリンターを使った復元でも商売になっちまう。このセーブル焼の取っ手だってな、3Dなら七百ユーロでできるんだと。それを聞いておれは言ったのさ。じゃあ手仕事だけで六百ユーロでやってやるよってな」 〇「一時期、古い武器の修理をしていたこともあった。でも武器コレクターの多くは、現代の武器商人なんだってことがわかってきた。武器を売って稼いだクソみたいな金でおれに仕事を頼んでくる。そういうのはいやだから」 以上引用 本書中 アートなおじさんの章 「下町の彫金師」 章のタイトル「機械を使えば二時間でできる仕事を、手で百時間かけてやりたい。ーフレデリック・モレル」より。p48-p55 (太字引用者) このおじさんは、本で言えば7人目。総勢40人以上のおじさんのレポート。 それぞれのおじさんは著者の描くポートレート付き。しかも、カラー! どれどれ、。。 「テヘランのすてきな女」同じ著者で最新のだけど、これを図書館の方に勧められて読み、 そして、ありがとうと御礼を言ったら、、こういうのもありますと、また進めて下さり、 ありがとう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年10月08日 05時28分10秒
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