今日の「これで良いのか日本人」
2007/09/20-19:02 パキスタン出身男性の敗訴確定=仙台市営バス乗車拒否訴訟-最高裁http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=soc_date2&k=2007092000921---引用--二審仙台高裁は「運転手は接客に関する賞を2回受けており、不適切な応対をしたとは考えられない」と指摘。---ここまで---呆れてしまう判決だ。賞をもらった実績があったら差別をしてもいいのか?賞をもらったことが、そんなに偉いのか?敵切な対応が持続されていることに、その賞の意味があるのではないかと思う。そんなヤツの賞は却下、取り下げしたほうが良いと思うな。そのパキスタンのかたは、右目を失明し、左半身も不自由だったと。「乗車する様子を見せなかったために発車した」って、身体が思うように動かない人は、健常のかたのようにスムーズに乗車できないのはしかたがないだろう。ましてや異国の地では「ちょっと待ってください」という言葉とかも通じなかったかもしれない。もしかしたら、そのようなことを一生懸命言っていたのかもしれないが、運転手がわからないから聞き逃した(流した)のかもしれない。わしもたまにあるのだが、バス停の前に並んでいるってことは、バスに乗りますよって意思表示でもあると思う。右目が不自由だとしたら、日本の道路事情的に、クルマが来る方向の認識が人より遅れてしまう。バス停よりちょっと手前に停まられたりしたら気がつきづらいことも考えられる。運転手として(サービス業として)一声くらいかけるのが普通ではないのかと思う。そんなことも出来ずに「接客に対する賞を2回も受けた」なんていう賞の意味(基準)すらわからない。ましてや、そんなことの判決がこれじゃ呆れてモノも言えないって感じです。まだまだ日本は障害や外国のかたに対する認識の甘さや、差別ってのがあるなと改めて感じました。