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カテゴリ:韓国映画
ビデオ撮りしていたものをやっと観ました。シルミド事件のことも、この映画のことも全く知らないで観た感想ですが・・・
青瓦台襲撃事件で、北の特殊部隊31名に襲撃されたことを受け、韓国側も同じ31名(しかも死刑囚など死ぬ運命の人間が集められる)を集め684部隊を創設。無人島シルミドで北のキムイルソン暗殺のための訓練が始まる。 彼らは過酷な訓練に耐え、団結を深める。そしてお国のためと北へ向かったところ、同時に南北対立が緩和し作戦は中止。そればかりか、機密を守るために指導者に彼らを暗殺せよとの命令が下る・・・ 684部隊指導者(アン・ソンギ)は、彼らを殺すことはできないと上に反論するんですが、やらなければ指導者も含めて全員殺すと言われて苦悩します。 彼が最終的に取った行動には、胸が痛かったです。そして信頼関係も生まれていたかつてのよき指導者と戦わなければならなかったのはなんとも残酷でした。 そして島を出て、大統領に直談判すべくバスで乗り込もうとするのですが・・・完全に包囲されてしまいます。 同じ指導者ホ・ジュノがすべてを知った時にはもう手遅れ。道に落ちたアメがとっても悲しく切なかった・・・何も知らないまま島を出る時「アメでも買って来てください」と彼らが(口実で)頼んだ約束のアメ。 最後に自分の名前を血で刻んでましたが、カン・インチャンだけは自分の名前を書かなかったのは?母を想って名前を残したくなかったのか? この作品は事実をもとに作られています。シルミド事件が封印されたように終わりましたが、最後に、684部隊の死亡者にこの映画を捧げるとあり、少しだけホッとしてしまいました。本当にこんなことがあったのですね。。。 韓国の方はこの事件については知っていることだったのでしょうか?それともこの映画で知った人の方が多いのかな? 戦闘映画ものは苦手で見るのが億劫だったのですが、この作品は韓国の歴史を知る上でも観てよかったと思えた作品です。 シルミド お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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