理想と現実
最近ハワイは大雨続き山を越えた反対側じゃ家が浸水。ハワイアンには欠かせないタロ(なんでも紫色に染めてしまう野菜)も災害にあっちゃって収穫激減になるらしい。今日も一日中雨だったから、エバンはお家でまったりお遊び。でも本当はエネルギーが有り余ってて、洗濯籠からアイジーからつかめるものは何でも持ち上げて投げまくっていました。夫は今夜勤のシフト勤務で、夜はエバンと二人だけの静かな時間(←うそ)を過ごしているのです。今夜もいつもと変らず、オシメ一チョで家中せかせか遊んでいるエバンを見ていたら、急にビルの警報機がなり始めたのです。はじめは耳鳴りかしら?なんてのん気に思っていたのですが、だんだん激しさを増すサイレンに”火事?!”と気づく。早くここから非難しなければ!ドキドキしている割には冷静な自分。まず、短パンから外行きジーンズに履き替えた。エバンに服を着せた。アイジーにリーシュをつけて、家の鍵と携帯持って、テレビを消して。一瞬ベランダからプールを見たけど、飛び降りるほどパニクッてなかったエレベーターを使わずに非常階段を降りて2階下のプールサイドまで無事にたどり着く。そしてプールサイドからつながっているビルの外に非難。外に出て見ると、以外に人が少ないのに気づいた。ビルを見上げてみると、上のかいの人たちがベランダできょろきょろしてる。家のお隣さんが4階から地上人に”ホントに火事なの?”って聞いていた、きっとベランダに出ている人たちは皆同じことを思っているのでしょう。こんな時、自分は地上から近い所に住んでいてよかったなぁーと思った、だって上の階の人はもう半場諦めて非難拒否起こしているんだもん。階段で降りるのが面倒で、警報が本当かどうか毎回疑って本当だった時だけ非難する覚悟のようです。あぶないよねー。管理人を待っている間に外に非難してきた人たちを観察してみました。犬2匹抱えて逃げたけれど、猫も2匹いて全員連れて来れなかったので心配している人や、その猫を何で連れてこないんだ?!と攻めているご近所の妊婦さん、彼女はしっかり物が詰まったダッフルバック持ってました。10歳位の女の子を連れて21階から非難してきたお父さん、チワワ2匹飼ってるはずなんだけど、連れて出てこなかったらしい。あわててお風呂から出たって感じで頭がびしょびしょの人。パジャマで飛び出してきた人。迷惑そうながらもきちんと非難して、ビルの外に設置されている警報装置探知機で何階で警報機が鳴っているのかチャックしてる兄ちゃん。←アイジーと遊んでくれた良い人。約15分後、無事警報機の誤作動と判明し、ほっとしながら部屋に帰ってきて思った。”別にテレビ消さなくてもよかったじゃん”見て無いならテレビ消せーってのがとっさにでてきちゃったようです。よく考えればジーンズに着替えて、テレビ消す余裕あったら、大事なものが詰まっている財布とパスポートぐらい持ってでても良かったのに。私の理想は大切な書類、高級ジュエリー、アルバム、お気に入りの洋服、コレクションしてるクリスタルを全て持ち出す~2往復ぐらいはできるかな?なんて気楽に思っていたのですが、現実は情けないもので、冷静さを装いながらも心臓バクバクで変な行動起こしてましたー。でも、ここのビルではさすがにやかんもって出てくる人はいなかったわ、皆とりあえず合格。(爆)