久しぶりの韓国ドラマ視聴終了記事です。



最近は韓国ドラマ漬けではなく、だら〜〜っとprimeで、評価の高いドラマを少しずつ観てます。
今後は、視聴し終わって特に気に入ったドラマや映画だけご紹介して行こうと思います(^○^)







今回視聴したのは
『ここに来て抱きしめて』


連続殺人犯の父親を持つ息子と、その男に両親を殺されてしまった女の子の切ない物語です。




主人公の男の子の父親が次々と殺人を起こしてしまいます。
初めて恋心を抱いた女の子の両親さえも。

その時、現場に居合わせたその男の子が、辛うじて女の子を守り切り、警察に父を引き渡しました。


それから12年がすぎ、警察官になった息子と、母と同じようにように女優になった女の子。
2人は名前を変え、それぞれの場所で生きています。

そんな中、父が刑務所の中に居ながらにして2人を苦しませていきます。


とても上手く作ってあるドラマです。


ジャーナリストや警察。
刑務所の中でその男と知り合い、父の様に慕い、出所後に男の模倣犯となってしまう子。

殺人者の父を、それを強さだと勘違いし、父に認めて欲しいと思ってしまう兄。

男の後妻で、男が捕まったあと、残された兄弟を本当の自分の子の様に世話し続けてきた女性と彼女の実子である女の子。


周りを固める人々が、ドラマを彩っています。



父親は。兄弟のうちの本質が自分に似ている弟の方にだけ執着し、自分のような人間にしたがることからどんどん物語は悲劇的な方向に進んでいきます。


そんな父に抗い切れるのか。
愛する人を守り切れるのか。





想い合う被害者の子と加害者の子。
そんな、救いの無い物語です。



これがゲームなら、バッドエンドとハッピーエンド。
二つあるはずです。



ドラマの中でも、その分岐点の様な瞬間が多々あります。



この物語は、どんな結末を迎えるのか。
最後の最後までわかりませんでした。




劇中のセリフに、
心に染みるもの、人間にとって必要と思われるもの、理想。
そんなものが溢れていたドラマでした。



子供は親を選べない。
それでも自分を作るのは自分。





皆さんもぜひご覧になってみてください。
いろんな事を考えさせられるドラマでした。




余談ですが…


父親役の役者さん、凄かったです〜〜。
物凄い存在感で圧倒されました。


息子役の主演の子は、鼻が素晴らしく美しくて、韓国の男性芸能人さんたちはよく鼻を整形すると言われてますが、納得できました！笑
この子が整形してるかどうかは知りませんけど。

ドラマの内容に釘付けになりながらも、そんなところに目がいく私は、シリアスなドラマの中にもどこか必ず癒されポイントがあったり、笑える場面を作ってくれる韓国ドラマ向きな人なんだろうな〜〜と思ったのでした笑笑






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