テーマ:■今日のシアワセ■(578)
カテゴリ:MOVIE
『20歳のソウル』が映画化されることが決まり、昨日情報公開されました。
公開予定は2022年。 来年です。 高校時代、吹部で一緒に3年間を過ごした娘、そして、3年間、吹部でサポートをさせていただいた私にとっての大義は、亡くなってから四年経った今でも、すぐそばにいてくれているような気がしている、大切な存在です。 何かある度に心の中で想っています。 大義が見守っててくれるよきっと。と。 それは、私たちの願いであり、救いです。 かつて、吹部の顧問、高橋先生はおっしゃいました。 大義は神様になったんだと。 まさにその通りです。 自分を保つために、肯定してもらえることを願って祈っています。 見守っていて欲しいと祈っています。 私にとっての神様は、ちゃんと私が信じられる、信じたい、かつて厳しい人生を生き切った人たちなのです。 今年になってから、特に最近の私は、気力や気持ちが落ちることが多くなっていました。 そんな今の私にとって、この大きなニュースは、救いの一つになりました。 同時に、この上なく悲しかったあの時の気持ちも蘇ってきました。 現実を受け入れることができなかった日々。 次々と湧いてくる思い出の数々。 ご家族のみなさんのお気持ちはどれほどのものかと思った時のものすごい喪失感。 生きられている限り、ひとときも無駄にしてはいけない。 生きたかった人たちのために。 何度も何度も、そんなことを思いながら生きてきたはずなのに。 歳をとるにつれて、大切な人を見送りながらも生きていかなくてはいけないということ、自分もその時に向かって、その時へとカウントダウンしながら生きているのだということを、切実に感じるようになりました。 大義が亡くなったのは20歳。 人の死というのは、年齢なんて関係ありません、ただ、若い時は理解していてもその実感は薄いのではないでしょうか。 だからこそ、大義のことを思うたびに、きっとどこかの時点で、死を受け入れていたのだろうと思うたびに、どれほど辛かったかと、どれほどの気持ちだったろうかと、思うのです。 死と向き合わざるを得なかった彼と、きらきらと輝きながら生きた彼に、私はきっと映画の中で再会できるのではないかと思って、楽しみにしています。 そして、少し怖くもあります。 【楽しみにしています】 と言いながら、心の中では同じくらい、言葉にできない思いが溢れてきます。 20歳のソウル 奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド [ 中井 由梨子 ] 20歳のソウル〜奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド〜【電子書籍】[ 中井由梨子 ] 映画が公開される前に、是非ともこの本を手に取ってみてください。 1人でも多くの人たちに、大義のことを知って欲しいと思います。 2013年のヨサコイの時、大旗を振っていた大義。 本当にかっこよかった! 一緒に同じ時間を過ごした仲間たちは、きっと何度も何度も、これからも彼の姿を思い出でしょう。 映画が無事に公開となる日を心待ちにしています。 そしてこれから公開までに私たちが得ることができる制作の情報なども楽しみにしています。 映画が制作されるということが世の中に伝わったことで、再び、大義のことがたくさんの人たちに伝わるということは、本当に嬉しいことです。 人は脆くて、儚い。 でも、ある時、とても強く、人を救うこともできるんだと。 どんな風に生きるべきか。 短い人生をどう生きるべきか、生き切るべきか。 教えてくれるのではないかと思っています。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.03.16 17:00:59
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