There Is No Spoon
"Do not try and bend the spoon. That's impossible. Instead,only try to realize the truth.""What Truth?""There is no spoon.""There is no spoon?""Then you'll see that it is not the spoon that bends, it is only yourself."これは、マトリックスでのスプーン少年とネオとの会話のくだりです(^^)スプーンを曲げようとしちゃダメ。そんなことは不可能だ。スプーンはないという真実に気づくと曲がるのはスプーンじゃなくて、自分自身だってことがわかる!と言うわけです。私は、マトリックスが大好きです。マトリックスというタイトルが示す深い意味と哲学的なメッセージに魅せられます。また、英語がシンプルなのがいい。 実は、12、3年前だったか、スプーン曲げとカギ曲げに凝ったことがあります(笑 初めて目の前で鍵を曲げて見せられた時がきっかけなのです。あの時は、非常に驚きました。スプーンならまだしも鍵を曲げて見せると言われたのですから。今なら笑えることなんですがね。初めから鍵は硬い、曲がるはずがない!私には曲げることが出来るはずはない!という固定観念から、一度も曲げたこともないのに、曲がるわけがない!と断言したのです。 要するに、私は単純にも鍵は曲がらないものと信じて疑っていなかったわけです。それが、目の前で私の固定観念を打ち破るようなことに直面したわけです。それは衝撃的でした。 しかし、鍵は曲がるものやわらかいものと潜在意識にインプットしたら、簡単に曲がってしまうものなのですね。もちろん、力は、精一杯入れてますよ。当時、ちょっとしたマイブームになり、鍵やスプーンを曲げるだけじゃ足らず、二つに割っちゃったりしてました(^^ゞ 固定観念を打ち破り自信を持つという点で勉強になったのではと思っているのですが・・・もちろん、今はもうしてません。スプーンや鍵がもったいないですよね(^^) そんな過去のことすっかり忘れてましたのにね。 今朝出掛けに、鍵を真っ二つに割ってしまいまして(笑鍵穴に鍵を入れて回した時に、水飴みたいなぐにゃぁという感触にあれ?って思ったら、ポッキと折れちゃったのです。それで、当時のことを思い出してしまいました。 私たちは気づかないうちに自分に多くの足かせをしているようです。 私は、機械音痴だからパソコンはダメとか、 私は、音感ないから、音痴だとか、 私は、頭が悪いから、できないとか、 せめて、自分に科した足かせは取り除きたいものですよね。まずは、何事もやってみなくてはわからないわけですから、最初からあきらめてはもったいないし、あきらめムードで始めても出来るはずはないですよね。 だって、「自分には出来ませんよ!」ってすでに潜在意識にインプットしているもの・・・ タッチタイピングに関しても同じです。中には、あれは神業だ(そんなこと全くないのにね。)と言って、はじめっからやってみようとはせずに、あきらめている人がいます。 何事にもまず自分の意識ありき!ということではないでしょうか。