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カテゴリ:演劇
久しぶりに、お芝居見てきました。
かつて、つかこうへいの芝居でお馴染みだった風間杜夫、根岸季衣が共演するということで、 新宿紀伊国屋サザンシアターまで足を運びました。 ‘流星に捧げる’ 作 山田太一 演出 木村光一 他の出演者 山本學、中村たつ、宮内理恵、太刀川亞希、田中壮太郎、佐川和正 「動かない風見鶏、車椅子の老人、ひとり」 インターネットの掲示板の書き込みを見て、きっとここだろうと辺りをつけて、 世田谷の旧い屋敷に集まってくる中年の男、女、若者たち。 そこには車椅子生活の孤独な老人が住んでいた。 唯一交流があるのは、28年通い続けてきたヘルパーだけだった。 その日から、2人の若い男と1人の若い女が勝手にその屋敷に住み込むようになる。 近所に住む娘は、毎日老人の世話をするために熱心に通い詰める。 中年の女も男もそれぞれの思惑で、老人宅に通う。 これまで孤独を愛してひっそり生きてきた老人が、誰でも快く迎えるのを見て、 不審に思うヘルパーは全員追い出そうとするが、それが逆に老人の怒りを買い、 ヘルパーが追い出される。 なぜ、老人は、全く自分と共通点の無いサイトに書き込みをしたのか・・・ 老人は、徐々に自分がボケていくことに恐怖を覚え・・・ そして、老人を取り巻く人々は・・・ 休憩を1回はさみ、1時間45分。 2幕目に入り、風間と根岸のダイアログが始まると、 その息の合った対話にググッと引き込まれました。 そして終盤は、笑えるけど、泣ける山田太一の世界に引き込まれ、 ついホロリとしてしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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