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カテゴリ:漢方薬
桜満開・・・夜桜もいいですね。 今週末、桜の樹の下で、花見酒を♪ と、考えている人も多いことでしょう。 お弁当や御つまみ食べながら、気の合う仲間とワイワイがやがや けれども楽しさのあまり、ついつい飲みすぎてしまうものです。 そんなとき、持っていて損しないのが、この漢方薬・・・ 五苓散(ごれいさん) 漢方薬は、基本的に食間や食前に飲むものです。 しかし、五苓散はお酒飲んでいる最中に、 「なんか酔っ払ってしんどいなぁ」「気持ちわり~」となったその時に、飲んでもいいのです。 私は、子どもを産んでから、体質が変わったのか、全くお酒が飲めなくなってしまい、 ちょっと飲んだだけで、具合が悪くなってしまうように・・・くやし~!! だから、外で飲むのが、凄く恐くなってしまいました。 そんな時この薬を飲むと、本当に胃がスッキリしてきて、 酔いが覚め、かなり楽になるのです。 <その1・久々に一緒に飲みに行った友人の場合> 未だ独身の彼は、私の若々しさと美貌に恐れ入ったのか、 歳がいもなく凄い勢いで、サワーを何杯もお替りをして、 べろべろに酔っぱらっていましました。 そのうち彼は、真っ青になり、「飲みすぎた~っ」と苦しそう! それで私が常備していたこの五苓散を飲ませると、 飲んだ直後に彼の顔に赤みがさし始め、「もう治った!」と言うのです。 あまりにも単純ではないかと呆れましたが、 実際彼は、すごくすっきりしたようで、たちまち元気になりました。 <その2・夫の場合> 元々飲めないくせして、先日ご馳走してもらったとき気をよくし、 ついグラス1杯ビールを飲んでしまいました。 慣れないステーキをお腹いっぱい食べたのも手伝って、そのうち気持ち悪くなり、 何度もトイレに行くはめに・・・ またもやその窮状を救ったのが、私が持参していた五苓散。 その場で、真っ青になりながらも薬を飲むと・・・ これも3分も経たないうちに顔色が戻り、口をつけないままだった目の前のデザートを見て、 「食えそうだな」なんて言い出し、おいしそうにペロリと平らげてしまいました これ、本当の話です。 東洋医学的に言うと、飲み過ぎや二日酔いを治すには、 胃に溜まった「湿」を取り除けばよく、 そのために五苓散が適切なのだそうです。 他にも利用法がたくさんあり、実に便利な薬です。 (顆粒、錠剤共にあり、煎じ薬では無いので、飲みやすいです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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