湯布院温泉にて
ようこそ、お越し下さました。1月3日に島を出て、のんびりした旅に出てすでに10日を過ぎようとしております。今は、九州大分県、湯布院温泉にいます。「道の駅ゆふいん」です。やはり、P泊は道の駅が安心です。山陽道のSAから見た厳島九州に渡るまで、ちょっと寄り道しようかと思うような場所もいくつかありましたけど、まずは一路九州へという事で、宗像市、福岡市、太宰府、そして由布院温泉と来ました。湯布院温泉は、九州の温泉では人気NO,1というらしく、すごい人出です。まるで、京都に東山か嵯峨野といったくらいの人の多さに驚きました。湯布院温泉に来る前の太宰府天満宮がすごい人出で、いそいそと逃げるように出たのですが、・・・どうも人の少ない島で生活しているせいか、人で混み合うのは苦手なもんで。東北は温泉が多いというのは有名ですが、九州も温泉がたくさんありますね。しかも、温度が熱めになっている。私は、熱めの温泉が好きだから、毎日が温泉三昧です。1日数時間出歩き、余裕をもってキャンカーに戻り、昼寝したり本を読んだりと、のんびりとした時間を過ごしております。そうそう、地の野菜や魚を調達してカミさんの手料理で酒を飲む、というのも欠かせませんね。玄界灘の魚は美味しかったな。でも、普段から島で新鮮な魚をいただいていますから、当たり前のように有難くいただきました。キャンカーの狭い台所で自炊して作られた料理も、大変結構ですね。読んでいる本の中で出てきた言葉に、こんなのがありました。「夫婦は天地の如し、天は地を包み、地は天に抱かれる故に、夫は外を営み妻は内を調う。」江戸初期の思想家 藤原惺窩著(せいか)「寸鉄録」よりなんか、とってもいい言葉だと思いませんか。夫が天で、夫人が地、二人で一つ。これが、夫婦の目指す究極の姿なのかな。キャンカーで朝から晩まで夫婦二人で過ごすクルマ旅。やはり、「調和」ですね。今年は暖かいと見えて、紅梅が咲いています。