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カテゴリ:哲学的お悩み&お笑い
世の中には、何の根拠もなく信じられている事があります。
マッケンジーは「お子ちゃま」だとか、マッケンジーは「うそつき」だとか、何の根拠もない事ですが、当たっているのが不思議です。 早寝早起きなどの、規則正しい生活が良いとされているのも、根拠は不明です。 もちろん、フランクリン(…プランクトンだったかも知れない)をはじめ、多くの人が力説してきたという事実は無視できません。 ただ、「多くの人が言った事だからといって、とくにフランクリン(トランポリンかも知れない)が言ったからといって、それを無条件に信じるのは愚かだ」ということも、多くの人が言ったのですから、判断に苦しむところです。 早起きの利点として、よく挙げられるのは「早起きは三文の得」と表現される経済的効果でしょう。 スコットランドでも、「早起きの鳥は、虫を捕まえる」ということわざがあります。 しかし、この点については、すでに「早起きした虫は、鳥に捕まってしまう」という逆の真理が、私によって指摘されています。 早寝早起きが良いとされる一番の理由は、健康に良いという事でしょう。 たぶん、それが自然の摂理に適っている、というような根拠でしょう。 しかし、自然界には夜行性の動物は多いのです。 (不思議なことに、自然の摂理にうったえる人に限って、仕事や結婚のような反自然的なことに意欲を燃やす人が多い) 結局、どうして早寝早起きが良いのか解からないまま、私は、ほぼ規則正しく午後十時就寝、午前五時起床を守っています。 ただし、この時間はグリニッチ標準時です。 日本時間で早寝早起きしている、という人がいますが、このような人々に国際人の資格はないのです。 私の知人で、ミラノ在住の女性がいますが、彼女も日本人でありながら、日本時間を捨ててイタリアで生活しています。 これこそ、グローバルなコスモナポリタンと言えるでしょう。 私の周りを見ても、日本時間で早寝早起きするという、前時代的でローカルな価値観で生活する人は、(1)私を高く評価しない、(2)日本時間で早寝早起きしない私を低く評価する、という欠点を持った、ろくでもない人間ばかりです。 しかし、日本ローカルの一般的分類では、私は夜型と言われています。 夜中に、飲み屋さんで、女性を口説いている時に冴えわたっていた頭が、仕事の時には、ぼんやりして、目を覚ましているのが精一杯です。 佐々木さんから依頼された仕事に取り掛かろうとすると、それまでこらえていたものが、せきを切ったように眠ってしまいます。 (仕事をやめると、せきを切ったように目が覚めます) 私は受験勉強も、繁華街での社会勉強も、深夜に行なう主義です。 そのせいで、昼間に行なわれる大学の入試も、昼間にすべき仕事も、失敗の連続です。 (夜の繁華街でも失敗の連続ですが) 聞くところによると、朝型か夜型かは、先天的に決まっていると言います。 日本で先天的に夜型だということは、私の父祖の地のスコットランドでは、私は先天的に朝型なのです。 もう少し早く気がつけば、ケンブリッジ大学かオックスフォード大学の門をくぐれたのに、そのことが今でも悔やまれてなりません。 【注釈】 文中の“佐々木さん”について、詳しく知りたい(笑いたい)方は、私のフリーページの中の『ついに、催促の電話』などのページを参照して下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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