|
カテゴリ:アストラルストーリー『紫光の大地へ』
これは、私と相方の魂の根源の過去生の『夢物語』。
私達は、ここから始まり、そして、ここへと戻ってきた。 根源の地で出合った大切な仲間は、この『時』に集まり、そしてまた出会えた。 この喜びの中、 越えられないと嘆きそうに思う障壁を、越えてきた。 道はまだまだ続く。 しかし、今はその道にある一つの『目的地』が見える。 一つの大きなターニングポイント=目的地への『時』が近づいているのかもしれない。 美しき地球。 全て、ここから始まった。 生まれたての時、貴方はとても初々しい、そして清く、強い心で『地球』になり 多くの命を抱きしめる覚悟をした。 私達は、そんな貴方の心にどれだけ感動したことか。 愛の光 紫の光みちる大地=地球 数え切れない時を越えて、 今、ツインソウルとソウルメイトの夢物語がまた一つ、幕を開ける。 >>>>>>>>>>> 根源の地 それは『神殿』であった。 神々にもっとも近く、別の次元にあり、あらゆる時間(時代)にアクセスできる『魂の神殿』 そこには『ルシフェル』『レミエル』が主として安座し 銀色の髪の巫女(さつきのひかりさん)と漆黒の髪の巫女(月花さん)をそれぞれ長として、妹巫女が使えていた。 神殿には、徐々に人が呼ばれ、大切な仕事をになっていった。 それは、神殿の動力源を管理する技師(デセルさんの物語ブログへ→『Straip Volume』)であり、 心優しきドラゴンあり、 そして、巫女の仕事を手伝う楽師であった。 楽師は今の相方であるミロク@トリトン そして、今・・・・新たな者=茶色い髪を持つ巫女見習い(兎月)が神殿に時代を越えて呼ばれたのであった。 >>>>>>>>>>> 緩やかな丘陵のある小さな村であった。 農業と酪農を主とするのであろうか、のどかな緑が広がっている。 そこに一人の少女が両親と共に住んでいた。 茶色い髪はクルクルとウェーブが掛かってる。 少女が住む村には小高い丘に小さい神殿があった。 今より小さい頃、少女は神殿が好きでよく遊びにいっていた 村の巫女が優しく今より小さかった少女の頭をなでる。 予言の様な言葉が聞こえる。 「この子は、大地。ここでは、貴方の力は大きすぎるでしょう」 それから数年がたった。 父と母が相談している 『この子の将来は?この子が幸せになれるにはどうしたらいいのか? 』 それは、日中の笑顔の中に隠された、両親の夜の顔 その両親をドアの隙間から見つめる女の子 優しい両親 大好きな親 けど、彼らを心配させているは『自分の存在』なのだ >>>>>>> 友達はいない 草原で、草や木を話す。 動物と話す。 あれほど好きだった村の小さな神殿にも行かなくなっていた。 徐々に高まりつつある少女の力に、村の巫覡は自分の立場が脅かされる事を杞憂したからだ。 寂しい 寂しい 夕暮れ時、遠い空を眺め、誰に伝えるでもなく 少女はつぶやく。 いつもいつも・・・少女は一人で、大きな夕日が大地に沈むまで見つめていた。 その日も、夕日が沈みきるまで眺めていた少女は、暖かい太陽の残像を名残おしそうに見つめてから、立ち上がった。 「もう、帰らなくちゃ」 少女は家に向かって走りだした。 また、明日来るわ。 夜は夜で好きよ。 満天の星空を見ていると、その光の中で一つになりたくなるの。 けど、私はけっして宇宙(そら)と一つになれないわ。 溶け込めないわ。 なんて、身体ってつまらないんだろう・・・。 そう思いながら、一つ、また一つと輝き始める星を数えながら我が家に向かう。 岡の中腹にある家が見えた時、 家のドアが開き母が少女の名を呼んだ。 『ララー、おいでー』 母の声を聞いて、ララーは走りだりた。 家の居間らしき所。 大きな木のテーブルに、ローブをかけた男の人がいる。 誰だろう? 村の人じゃないわ? おとうさんのお友達? 母の背の後ろで男性を見ていたララーを母は引き寄せた。 母は、ララーの手を握って座り、彼女の眼を優しく見つめた。 「この方が、お前が幸せになれる所に連れて行ってくれるんだよ」 そう、母はいった。 何回か、その男の人は其の家を訪れて、少女の両親と話をしていたらしい。 日に日に大きくなる彼女の力を指導し導くにはこの村の巫女では無理がある。 彼女の力をよき方に導く為にララーは『神殿』に召喚されたのだ。 ちなみに『神殿』に召喚されるという事は、非常に名誉な事であった。 母に、そっと背中を押されてララーは男の人の処に歩み寄った。 まっすぐに男の顔を見つめるララーに男性はふっと微笑み・・・ ふわっと、その大きな手を少女の頭の上に乗せた。 瞬間 ララーの心が『広がった』。 そう、広がったとしか例えようのない感覚だった。 あの感覚を幸福と言うのだろうか 一体だった 一つだった この人と、一つだった その感覚の前に、 まだ幼い身でありながら、ララーは家を離れることは、まった苦にならなかった。 男性と一緒に旅をする事が幸せだった。 男性の足にしがみつくように歩いた。 一緒に居たかった。 男性は『楽師』だった。 少女の知らない『遠い場所』にある大きな神殿の偉大な巫覡様に言われ少女を迎えに来たと言う。 村の祠とは違って、「神さま」が居られるという。 そこに銀色の髪と漆黒の髪の巫覡様が居られて・・・・・ 楽師の話を聴きながら、こんな自分を「迎えに来てくれた」方はどんな方なのだろうかと少女はまだ見ぬ人に思いをはせた。 旅は楽しかった。 山を越え、谷を下り、野を渡り・・・・ 楽師の服の端をしっかり握り締め、転がるように少女は歩く。 まったく辛くなかった。 楽しかった。 もう『一人ではない』のだ。 >>>>>>>> 旅の途中、 訪れる小さな村の神殿で、夜、楽師は音を奏でる。 夜の星と場を音で結ぶために。 それは宇宙に向ける音 声ではない、祝詞 韻 時空を調律する調べ 少女は、そのそばで、その音に逢わせて大地を結びつけるように踊る。 愛する大地よ、大好きな大地 愛の光、紫光に満ちる地球よ つづく >>>>>>> 4月から新しい職場に就職したのはいいのですが、通勤に1時間半~2時間かかってます^^;。 やっぱり久々のフルタイムの仕事+通勤は疲れますですね~。一週間たって、ようやく少し慣れてきましたが、ぼちぼち更新してまいりますです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アストラルストーリー『紫光の大地へ』] カテゴリの最新記事
|