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カテゴリ:ほんの日常から
昨日から用事で実家に帰っておりました。
実に2年ほどぶりの帰省でしたので、お土産をもって親戚めぐりw。 けど、行く親戚ごとに「何か」あるんですよね(笑。 そんな「何か」の一つ。 その親戚の家はそう広くないお庭に桃と枇杷(びわ)と柿とブドウがあります。 (すごい。ほんとに広くない庭です) 御挨拶に行った時には、ちょうど桃が食べ頃だったのですが、 伯父曰く「もう桃もならなくなったし、寿命だな~。去年は大枝が枯れたから切ったんや」 『桃栗3年 柿は八年 (そのあとにつづく言葉は諸説あり)』と云いますが、確かに桃は木が小さくても実がなるそうで、植えてから早く食べれるそうですが、一方で寿命も短めとの事。 「20年たったからね、もう寿命だよ」 と伯父。 そうなんだ・・・ と、思いながら眺めていると あり? ビジョンが? 首をうなだれた、肩より長い髪の痩身の方(男女はわかんない) 和服ではく、昔の中国の様な二重の襟の服を着ている え~と・・・・ もしかして・・・ 『桃の精です』 あ、やっぱり orz。 瑚『なんで実がならなくなったんですか?もう寿命?』 桃『いえ、違います。あと4~5年は大丈夫です・・・』 たしかに、ビジュアルのお年頃は中年の感じ。 瑚『病気?』 桃『いえ、違います』 瑚『じゃ、なんで?』 桃『隣の枇杷に養分を取られてしまって』 さらに、がっくりと首がうなだれます。 あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~なるほろ。 実は、柿やブドウはそれぞれ他の庭木の間にあるとはいえ、それなりの距離があるのですが、枇杷の木とは1.5mほどしか離れてません。 確かに枇杷はすごく茂っていて、桃の話が出る前にうちの親が「枇杷すごい茂ってるじゃない。茂りすぎじゃない?」と何度も何度も云うくらいお元気。 しかも、今年は枇杷は全然剪定(枝を切る)をしなかったとのこと。 瑚『云われれば、さもありなんだわねぇ』 桃『私は、あと4~5年はいけます…』 と、ちょっと口惜しそう。 なるほろ、 まだ現役なのに『歳だ』とか『もう終り』とか云われると 悔しいというか、 なんとか一言ものもうそうと、頑張ってアクセスしてきたらしい。 (こっちからアクセスしないと、受信しないタイプの瑚月。 そのため、問題の枇杷はまったく通信なしw) 親戚にも、ぼっちりぼっちりカミングアウトしているのですが 流石にその場では云えなかったので、 後で親に云って親戚に伝えてもらうようにお願い致しましたとさw 日記を書くのに先ほど調べてみましたが、 桃さんが『あと4~5年は』と云ったように、桃の木の寿命は20年~25年のようです。 成り物の木(果物)って、すごく養分がいるようなんですよね。 そう云われれば、枯れて切られた太い枝は枇杷の方向にある木でした。 みんな仲良く共存できるといいよね。 頑張れ桃さん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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