有為メモ。

昨日は彼氏に「ネット禁止！」と言われたので書く事ができなかった。

朝、彼氏にモーニングコールをするまで起きていて、さあ寝ようかなというところでテルミから電話が。

「うぃちゃん！冷蔵庫が壊れたぁ！」

そもそも冷蔵庫は壊れていて冷凍庫がまったく使えない状態だったので、何を今更と思っていたが、今度は冷蔵庫そのものがお逝きあそばしたらしく、食べ物が腐っては困るので職場に行くついでにテルミの実家に冷蔵品を預けに行くので送っていってほしい、との事。
私の家には冷蔵庫もガスコンロもないのでいつも実家のキッチンを使って炊事しているので、壊れた冷蔵庫を見がてら朝食を摂りに行って卵ご飯を食べた。

その後、テルミが出勤する準備を整えるまで自宅で待機していたのだが睡眠不足の所為なのか卵が古かったのか何故か腹を壊してしまってトイレに篭っていた。
が、その間にテルミが出かける準備を済ませてしまって家の電話を鳴らす鳴らす。携帯電話も鳴らす鳴らす。
こっちはこっちで腹痛が収まるまでトイレから出られない状態なので、もう諦めたかな？と思ったら今度は自宅の電話が留守番電話に切り替わってアナウンスが流れている最中にトイレに居ても明確に聞き取れるような声で「うぃちゃああああああああああん！うぃちゃん居ないのおおおおおおおお！！！うぃちゃあああああん！！！」とかなんとか。叫ぶ叫ぶ。

仕方がないので落ち着かない腹と尻を堪えて電話に出て、テルミを送っていったのだが、テルミを乗せている間から今度は吐き気が襲ってくる。
なんとかテルミの実家→テルミの職場、と車を走らせて家路に着いたものの、車を走らせている間に風景がどんどんと眩しさを増して白くなっていき、そのまま視界を失ってしまった。

車で走ってんのにこりゃヤベェ。

しかもいつもはガラガラに空いていて、一緒に走っている車などほとんどないような道が今日に限って混んでいて、前も後ろも車がぴったりくっ付いてきている。
一時的に車を停める場所を探す為になんとか視覚を取り戻そうと頭を振ったり瞬きしたり少し頭を低くしたりと色々試みるが、どんどんと吐き気は激しくなるし視界が悪くなっていってすでに物体の輪郭すら見えない状態に陥っていく。このままでは衝突事故必至、とハザードを焚いて思い切って道の端に車を寄せた。（視界を失っているのでまるきりの勘である。道の端に何もなくて良かった・・・。）

たかが貧血。
しばらく頭を低くして横になっていればすぐに正常になるだろうと思ってそうしていたが、一向に気分が良くならないし視界も戻らない。

家まではせいぜい1km程度の距離なのにあと一歩というところで行き倒れるのか情けなし、と少々落ち込んだが、幸いテルミの実家もここから5分程度の場所にあったので電話して救援を頼むと叔父さんとその嫁さんが私と車を回収しにきてくれた。

私はそのまま自宅まで車と私を運搬してもらって帰るつもりだったのだが、テルミの実家の人々はわりと健康な人たちばかりなので「ひとりで家にいて何かあってはいけないから」と、そのままテルミの実家の離れに寝かされてしまった。
自分では動けないので寝かされたまま、下の姉（以下、アキ）が迎えに来るまで爆睡。

迎えに来たアキにクドクドとお説教をかまされたので、言い訳に朝食に卵ご飯を食べたら下痢ぴった話を持ち出すとアキの顔色が変わった。

「うぃちゃん、あの卵買ってから1週間くらい常温保存してあった2週間くらい前のだよ？」

そんなもん置いとくなや。

あれを生で食べて下痢だけで済んでしまうのがすごい、と、アキにも帰宅したテルミにも褒められたが、いまいち解せない私であった・・・。