|
カテゴリ:日常
我が家庭には、おおよそ年に一度ほど、経済的恐慌に加えて各々の意思の疎通の杜撰さが裏目に出て強烈な悪感情の嵐が巻き起こり、家族全員が踊り狂う時期がある。
その時期が、今だ。 嵐の発端は大抵がテルミ(母親)の自己都合での金銭浪費と情報操作なのだが、そもそもが仲の良い健全な家族とは言い難い家庭な上に、普段から皆どこか密にコミュニケーションを取る事から忙しさや意思伝達の苦手さ等それぞれの理由に託けて逃げており、テルミの讒言を否定し得るほどの裏付けが取れないだけに感情の狂乱に巻き込まれていく。 うちの家族というか、家族に限らず複数の人間から成る共同体というものは常日頃から情報の共有さえ日常化していれば瑣末なトラブルに惑わされずに済むものを、面倒くささだとか甘えだとかで目先の細々とした事情に気を取られてちょっとした連絡をする為の時間を疎かにしがちなばかりに互いの信頼の積み重ねができず、肝心な時になっていざ痛いところを突かれたとなると誰も信用できなくなり、物事の帳尻を合わせる前に猜疑心の鬼になって犯人探しなぞをやっていなければならないのだろう。 必ず年に一度は似たような話でもって家族全員が混乱してくるくると踊っているというのに、予防策もへったくれもなく漫然と日々を過ごしてまた一年後の輪舞がはじまる。 つくづく、学習能力というものが無い。 ・・・と、私もまたこの慌しいダンスを演じる一員であるので、ここに自戒の意味も込めて記しておこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年06月09日 22時21分38秒
コメント(0) | コメントを書く
[日常] カテゴリの最新記事
|
|