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テーマ:療育現場で働くみなさ~ん(41)
カテゴリ:仕事のこと3
この町の教室はSTさんと2人で任されている、教材管理から予約、指導、相談…。
なので前日準備はお尻に火がついてしまう。…計画的にやればいいのになぜかできないのよね。 いろんな町に行って、毎回会う子どもが違うので、明日の準備をする段階になってようやく、現実的に考え始める。 まあどんな教材を使うかは、前回大体決めておくのだが、その間2ヶ月くらいあくと、あっちのほうがいいかも…とか、この教材いいかも…とか目移りしちゃうのよね。 今日は前回大荒れ模様だったS君との予約の日。大荒れの原因はお姉ちゃんとのジャンケンやゲームに負けたこと。きっとそれだけじゃないと思うけど、その時のお母さんの落ち込みようは尋常じゃなかった。 わたしも上手に対応できたか自信なかったし、今日は来るのかなあ…。ととっても気が重かった。 小さな町の割には、たくさん来てくれて、今予約を入れてあげられるのが2ヶ月に1回が精一杯である。この長い月日が考える時間を与えてくれたようで、お母さんも復活してきてくれた。 彼の苦手なことを楽しく、そしてもっと伸ばしたい力を引き出せる教材を…なんて考えてしまう。 鉛筆で書くことに苦手意識のあった彼に、今回は絵描き歌ではなく、一筆書きの絵を提示した。迷路遊びが好きだった彼に、これが見事にヒットした。 そして、文字に興味を持ち始めているということで、絵本を読み終わったあとに問題を文して、提示し読んであげて、答えを封筒にしまってみた。これも見事にヒット。 あ~むくわれた。おかあさんの「なるほど~」のうなづきにもう一度「ほっ」。 よかった作ってと思える瞬間。今日は収穫を持って帰ってもらえたかな。と思えたときは本当によかったと思う。 なんて、教材のヒントはほぼどんぐり教室で一緒にやらせていただいている、この道30年以上の大ベテランの先生に教えていただいているのですが…(^^♪ さあ、もっと考えて作るぞ!と思うには、また直前にならないと火がつかないんだけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.10.14 11:38:33
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