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テーマ:療育現場で働くみなさ~ん(41)
カテゴリ:仕事のこと2
今日は秋の遠足だあ!と思ったら、また台風が来ているようだ。
あんなに昨日は晴れていたのに~(>_<) 遠足と言っても保健センターの近所を歩く散策だが、それでも外に出ると言うだけで子どもたちはわくわくする。 残念ながら今回はお預け。 次回の予定と交換して、新聞遊びになった…。 そう、頭はすかっり新聞遊びの流れに切り替わっていた。 1年間の遊びのテーマはこれまでの実績に基づき、保健師さんが考えてくれているが、その中身は、ほぼ全面的に任されている。 大体、前の回に次回の打ち合わせをして、当日までの準備をそれぞれが進める。 今回の様に予定が変更になると、1から考え直す。 とは言っても、いままでやったものにちょっと味付けするくらいだが…。 私はどうもずっと前から考えるのが苦手で、流れは前日の夜か、その日の朝、現場に到着するまでの車の中で考える。 以前はそうではなかったが、あんまり用意周到に事前から考えると、逆にその通りに行かなかったときの修正がきかない。 ついでに、うまくいくかどうか余計な心配までしてしまう。 というわけで、今回は車の中で何となく考えていた。 (周りの人は、予測が付かないから困るだろうなあ~。) 一緒にピアノを弾いてくれるK先生は、事前からすごく心配してくれる。というより当日にならないと全貌が明らかにならないのでは、そりゃ不安に違いない。 保健センターに到着すると、なんとジャンボかぼちゃが転がっていた。 「ハロウィンも近いからこれを転がしたり、ランタンにしたりしたらおもしろいんじゃないかと思って。」 モンスター系のおもしろいしかけ絵本も用意してくれていた。 ちょっと待て…それはおもしろそうだが…。 頭がすかっり新聞紙遊びになっていたので、スイッチを切り替えるのにしばらく経ってしまった。 かぼちゃ転がしとどうもつながらない。 「エーイ!いっそのことハロウィンパーティーだ!」 「そうだ、新聞紙で仮装すればいいじゃない!」 自分のこの思いつきに、ちょっと感動してしまった。 あ~新聞紙があってよかった。 かくして、本日は遠足から一変してハロウィン遊びになってしまった。 集まってきた子どもたちは、ドア越しに見えるジャンボかぼちゃを見つけると気になって仕方がないようであった。 来る前にハロウィンのテレビを見てきたという子もいて、結構タイムリーな企画であった。 ハロウィンなんか知らないかなあなんて思ったら大間違いであった。 ジャンボかぼちゃを登場させると、歓声が上がり輪になって転がしてみた。 転がしながらピンと来た。 そういや、スーパーとかでよく重さ当てやってるよね。 自分で話題にしながら「お!ここでもやってみるか~。」 俄然母たちの目が輝きだした。 「先生、賞品ありますか~?」 いいねえ~。保健師さんのOKサイン。 益々はりきる。子どもの重さと比較するお母さんたち。 みんなが予想した後、いよいよ結果。 検診に使う体重計を運び込んで計量。 その結果に歓声が上がった。 ニアピン賞は手伝いに来てくれた保健推進委員の方。 賞品は選挙の景品バンドエイドいっぱい。 親子へのニアピン賞には親子のはぶらし。 なんとも保健センターらしいがこんなものでも嬉しい。 計量の後は包丁で真っ二つ。 中の種や綿をみんなで取り出した。 この感触はなかなか経験できないものである。 すっかりからになると、K先生が手際よく目と鼻を包丁でくり抜き、かぼちゃランタンにしてしまった。 部屋を暗くして、後ろから懐中電灯で照らすと、みんな真剣にみていた。 モンスターのしかけ絵本はK先生が読んでくれた。 ものすごく真剣な顔で見入っていたが、幸い泣き出す子はいなかった。 ハロウィンのお祭りの意味を話してから、 じゃあみんなで変身して、わるいモンスターをやっつけよう!と言うことになった。 新聞紙を使って、思い思いの衣装を作り始めた。 男の子はヒーロー者。 女の子はお姫様や天使。 お母さんたちよく考えるなあと感心する作品ばかり。 特に、兄妹で参加してくれているお母さんは得意分野のようで、工夫がここかしこで見られた。 この兄妹。今はすっかりひよこサークルの主であるが、参加当初は人見知りがすごく、お母さんもどことなく疲れていた。 半年でこの変わりようは目を見張る。 みんな素敵に変身したら記念撮影。 ハロウィン…来年もやりたくなってしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.10.19 16:47:42
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